「女性たちは、自分の気に入ったように写真を撮ってもらいたいと思いがち。でも…」

「女性たちは、自分の気に入ったように写真を撮ってもらいたいと思いがち。でも、ベテランのカメラマンなら指示どおりに撮ってもらったほうがいい。男性目線の“鳴る写真”を撮ってくれるからです。特に、まだ経験が浅い風俗嬢はベテランの男性カメラマンに撮ってもらうほうがいいと思います」

 女性目線より男性目線が、訴求力があり、売れる嬢になる第一歩だとの指摘である。そのうえで経験を積み、自分の強み、売り方を理解し、多くのファンがついたら、自分の好み、相性のいいカメラマンに撮ってもらえばいいと語る。

「私は、今は女性に撮ってもらっています。自分が好きだと思えるもの、写真でもそう。それってファンも好きなものになるから」

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 まりてんは惜しまれつつも2025年8月で現役引退した。同月31日には、東京・新宿のホテルで盛大に「引退式」を敢行。100人以上の業界関係者やファンが集まった。今もユーチューバー、インフルエンサーとして風俗業界に根を張っている。自身でオンラインスクール「LAPRI(ラプリ)」も運営。こちらでは自撮り講座も開くなど、今度は風俗で働く女の子たちを応援する立場になっていく。

 栄光と挫折を味わった者にしか分からない業界の裏表。そのなかで、働く女の子たちが本当に輝いていけるようにしたいと、引退後もまりてんは走り続ける。

 続いては、東京・池袋の「M感性SWITCH池袋店」の人気M性感嬢、あまねに話を聞こう。

賞レースでランクインし続けてきた有名嬢

 あまねは、風俗サイト「駅ちか!」の「ミス駅ちか総選挙」で202年、2024年に全国総合1位の2連覇をはじめ、数々の賞レースでランクインする有名嬢だ。

 2025年5月のゴールデンウイーク明け、東京・JR新宿駅からほど近いホテルのラウンジ。数多くの客で混雑するなかで、白いスプリングコートを羽織り、髪をピンクに染めた女性が現れた。

 一言で表現するなら、「華がある女性」だろう。奇をてらうことのない装いでありながら、どこかオーラを纏っていて、遠目にもすぐ分かった。

 そんなあまねが在籍する店はM性感専門店だ。M性感とは、風俗嬢が主導権を持ち、客を責めるプレイをメインとするもの。言葉責めだったり、アダルトグッズを使って客を責める、つまり客はM寄りの男性ということだ。