話を吉原に戻そう。そんな吉原の風俗嬢、柚葉にも話を聞いた。柚葉は、熟女店の大衆店で知られる「シャトーペトラ」に在籍している。柚葉とは、風俗業界のイベント「フーフェス」で知り合った。
「有名嬢のなかに交じって取材を受けるなんて、いいのかしら?」
取材をお願いした当初、柚葉は少々困惑した表情を見せた。しかし、これも何かの縁だとお願いし、快諾してもらった。そんな柚葉のキャッチフレーズは「黒髪清楚系美熟女」。小柄で明るい雰囲気。黒目が大きく目力が強いと感じさせるためにSっぽく見られるそうだが、実はM寄りだと笑って答える。
地元・仙台でソープ嬢をしていた柚葉が、東京に出てきたのは2023年秋だという。
「吉原でいくつかの店を経験して、このお店に落ち着きました」
「シャトーペトラ」に決めた理由が写真だったと語る。
「一番は、パネル写真が着物だったこと。というのも、私はパチンコ店で必死に働いていたので、成人式にも出席していなかった。なので、着物にとても憧れというか、着たいって思っていたんです」
吉原の地で長く続く店舗で、スタッフの心証も良かった。マットプレイも必須事項だったことも柚葉はうれしかったと語る。
「ソープは、マットプレイが醍醐味の一つ。でも、店舗によってはやらなくていいというお店もありました。その意味では好条件が揃っていましたね」
マットとは、浴室のエアマットの上でローションなどを使い、風俗嬢が客と身体をすり合わせてて行うもの。ローションで滑りやすいため、風俗嬢が主導権を握りプレイするものだ。技術や経験の差が出ると言われ、客側もマット好きが多いという。着物姿での撮影は、店側が準備する。
「年に1度、ある場所の古民家で店側が契約しているカメラマンに撮影をしてもらいます。メイクアップアーティストや着付師もいて、髪形もアップにしてくれるので、されるがまま(笑)」
一方、写メ日記は自撮りが多いと言う。自撮り棒やセルフタイマーを使って、納得がいくまで撮っているそうだ。日記のテーマは「素顔」。素の自分を出すことによって、客とのコミュニケーションの一助にしたいとの思いがあると言う。
「でも、今後はカメラマンの方に頼んで撮ってもらおうかなって思っています。自分の知らない魅力を引き出してもらえたらうれしいですね」
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