「解散の理由は100%あの問題」もはや“芸人は何をしても許される時代”ではない…元ザブングル・松尾陽介が明かす『芸人バッシングの激化』

『芸人廃業』より#2

若い芸人へのアドバイス

松尾 僕からですか? 言えることなんかないですよ!

――いやいや、なんかあるでしょ。

松尾 これから芸人をはじめようとする人には、ひとつだけありますよ。

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――おお、なんだろう?

松尾 「やめといた方がいいんじゃないか?」って。

――あはははは! それはさっき言った、いまの時代が窮屈だからってこと?

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松尾 うーん、っていうか、いまの時代「売れる」って無理に近くないですか? だって僕らの同世代も、半分どころじゃない、ほとんどの芸人が無理だったじゃないですか。みんな辞めてっちゃって。

 僕も結局、ちょっとだけ調子がいいときもあったけど、やっぱり先のことを考えると難しくなって解散しちゃいましたし。売れるのも難しいですし、いちど売れてもそのまま生き残るのって難しいですから。結局、99%以上いなくなりますからね。もし芸人を始めようかと本気で相談してくる子がいたら「やめた方がいいよ」って、たぶん言うと思います。

 とはいえ「人生、いちどは自分のやりたいことをやったほうがいいよ」とも思うので、難しいですけどね。

――そうだなあ。「売れるのは難しいよ」って諭しても「自分は大丈夫です! 絶対に売れます!」って思ってる人がなるのがお笑い芸人だから。