そして2回の得点割合は、日米どちらも低い順位になります。セが6番目で、パが7番目。セ・パ合計でも7番目です。メジャーの得点割合は8番目で、9回と延長戦を除くと最下位になります。
やはり2回というイニングは、打順でいえば下位打線に回ってくる確率が高いイニングです。日米ともに得点割合が低くなって当然の結果なのでしょう。
3回と4回は日米の差が少ないイニングといえるでしょう。
3回は1、2回がすんなり終われば下位から始まる打順です。その反面、1、2回で得点を取るなり、走者を出していれば上位打線に回ります。得点が入りづらい反面、ビッグイニングになる可能性を秘めています。得点割合を見ても、セが4番目、パが5番目、セ・パ合計が3番目(7回と同率)で、メジャーが4番目です。全体でいえば、真ん中ぐらいでしょう。
4回は日米ともに得点割合が高いイニングです。これは上位打線に回ってくる確率が高いイニングだから、当然の結果といえるでしょう。
そして1回と同様に、日米で最も違いが出るイニングが5回です。メジャーでは最も得点割合が高いイニングですが、日本ではパが4番目、セが7番目で、セ・パ合計では6番目です。
興味深いのは6回にも似たような傾向があることです。メジャーの得点割合は2番目(4回と同率)で、日本ではセが3番目とまずまずですが、パは6番目で、セ・パ合計は5番目になります。
全体の得点能力を上げるならメジャーの「2番最強説」の方がいいが…
試合中盤以降になると、何番から始まるかに差が出てきます。4回は比較的上位打線に回ってくる可能性が高いため、日米ともに得点割合が高くなりますが、いいバッターを1、2番に置く傾向が強いメジャーでは、5回と6回で得点割合が高くなり、いいバッターを3、4番に置く傾向がある日本は、クリーンアップに打順が回ってくる確率が低いからだと思います。
傾向を分析すると、メジャーは4~6回での得点割合が高く、日本は初回、4回で、セは6回、パは7回です。特に中盤以降はメジャーの得点割合が高いイニングが続くのに対し、日本はセ・パともに得点割合の高いイニングがバラけ気味になっています。