「警察に言われたくなければ、お金をください」
ラブホテルで17歳少女の命を奪った30歳男は、金銭トラブルの末に首を絞めたと主張した。だが捜査で浮かび上がったのは、事件前から続く「不可解な検索履歴」の数々。
〈ラブホ自殺〉〈首を絞めて殺してしまったら〉――。供述と食い違う証拠に、法廷で追い詰められた男の言い分とは? 令和6年の事件の結末を追う。なお登場人物はすべて仮名である。(全2回の2回目/最初から読む)
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Xで出会った被害者と加害者
〈17時から1時間ぐらい、○○駅周辺で会える人。16歳、154センチ、45キロ、Dカップです。ゴム有。生交渉されてもできません。ホ別3。お風呂は絶対。お手当てはその場で確認します〉
彼女のXの投稿に富山はアプローチ。出張中のサラリーマンと称して、DMで連絡した。
〈18時には解散するけど大丈夫?〉
〈大丈夫だよ。他の人に誘われてるなら、4出すからオレを優先してほしい〉
〈冷やかしでなければ会います〉
〈年齢は本当?〉
〈本当です〉
〈経験人数はどれぐらいあるの?〉
〈20人ぐらい。1年半してる。初めてよりはマシだと思う〉
こうして2人は会うことになり、A子さんは自分の服装の画像を送信。ホテル街で待ち合わせて、近くのホテルの2階の一室に入った。
