「昭和のあの頃は最悪だったし、最高だった」
自分たちが青春時代を過ごした“1988年”を、今、どう振り返るか。それも本作の重要なテーマだ。
「同世代の座組で『昭和のあの頃って、嫌な時代だったね。でも、良いものもあったよね』という気持ちを共有しながら作っています。最悪だったし、最高だった。どちらにも想いがあって、そのバランスも面白いドラマだなと。単なる回顧に終わらず、『世代を問わず頑張って生きていきましょうよ』と背中を押してくれる作品です」
主演トリオは、50代という共通項もあってか話題が尽きないという。『ボクらの時代』(1月25日放送)に3人で登場した際には、「餃子を食べに行く」約束を交わしていたが……。
「反町くん、南朋くんおすすめの町中華に行こうねと盛り上がっていたんですが、どうもね、予約制ではないお店らしくて。頑張って3人のスケジュールを合わせても、いざ行ったら満員で入れませんでした、となると切ないので、今回は別のお店にしましょうかと。餃子じゃなくて焼肉になるんじゃないかな、多分(笑)。実現する日が待ち遠しいです」
エッセイを“週刊連載”してみて「本当に、大変ですね…」
主演ドラマの撮影にアニメレギュラーの収録、テレビ・雑誌の取材と驚くべき過密スケジュールをこなしている津田。さらには2025年10月から『週刊文春』でエッセイ「つだぶん」を“週刊連載中”だ。「これだけご多忙なのに、よく引き受けてくださいましたね」とたずねると「いやぁ……本当に、大変ですね……」と頭を抱えてしまった。
「エッセイは実体験というネタがあるので、まだいいと思うんです。でも、小説家や漫画家の先生方はゼロからの創作で週刊連載を駆け抜けていらっしゃるわけでしょう? もう、信じらんない。脳みそどうなってんだろうなと思います。驚異的ですね」
「撮影の合間や夜を徹してコツコツ進めて『よっし、書き終わった!』と万歳するじゃないですか。なのに次の瞬間、来週の締め切りが目前に迫っているんですよ……」とその目はますます遠くなる。
「でもすごく楽しいですし、熱を込めて取り組んでいます。少しでも面白く、面白くしようと。僕の文章はきっと、ちょっと癖が強いんですけどね。……出汁が濃いと言いますか(笑)。自分で言うのもなんですけど、ややこしい人間ですよね、なんだか」
