“津田健次郎の思考”にファンの反応は?
「つだぶん」では毎回掲げられたテーマを種に、“津田の思考”が縦横無尽に枝葉を広げていく。頭の中を覗き見られる、貴重な読書体験だ。
「余計なことばっかり考えてんだなって思いますよね。くだらないことを書けば書くほど、なんだか楽しくて(笑)。どうでもいいんだけれど、不思議だな、疑問だなと思うことをずーっと掘り下げていくのが好きなんです。その名も『どうでもいい時間』の回なんて、僕の独断と偏見に満ち満ちている。客観的に読むと『いやいや、そんなことないよ』って突っ込みたくなりますね(笑)」
月に2回、担当編集者と「ネタ出し」の会を開き、テーマと構成を練っているという。
「今日もこの後やるんですよ。今回議題に挙げたいのは『“生”って何?』。生チョコレートだの生キャラメルだの、何にでも生ってつけるようになっちゃいましたけど、そもそもそれってどういう意味なの?という。この“生問題”、僕の中でずーっと引っかかっているんですよね」
ツダケンVS“生問題”がどう決着したのかは、ぜひ「つだぶん」本文(第19回「『生』の行方」)で見届けてほしい。ちなみにテーマ設定には「ファンの声」も大きく関わっているのだとか。
「文春が発売されるたび、常に、すかさずエゴサしてますから(笑)。『今回のテーマのここが面白かった』と書いていただけると、『なるほど、こういう切り口だと楽しんでもらえるんだな』と発見できてすごくありがたいです。けなされても『(うなだれつつ)……そっか、じゃあ、頑張ります!』と力にできるんですけど、具体的に『ここが響いた』という感想をいただけるのが、やっぱり一番うれしいですね」
アニメ版に出演した『ACCA13区監察課』の原作者、オノ・ナツメによる挿絵にも注目してほしいと語る。
「いつもテーマに沿った素敵なイラストを描いてくださって、僕もとても楽しみなんです。それこそ先生は漫画の連載を抱えながら執筆してくださっているわけで、本当に頭が下がります」
回を重ねるごとに“ツダケン濃度”が高まっている「つだぶん」。連載当初から掲げている目標があるそうで?
「一冊の本にまとまるのを目指して頑張っています。なんとかそこまで走り切るために、もう本当、感想いっぱいください(笑)。それに尽きます!」
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『津田健次郎 PHOTOBOOK since1995』(講談社)
本編152ページ A4判
豪華版 3月28日発売 ¥10450(税込)
通常版写真集に加えて、下記の特典付
・つだ文庫 vol.2 (100問100答インタビュー、通常版未使用カット掲載)
・2026年4月-2027年3月 卓上カレンダー
・オーディオコメンタリー特典付きフォトカード
・豪華版限定カバー
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