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ポイントは、笑顔や声のトーンではない
では、なぜ高市首相の動画は、切り抜かれたのか。三宅氏は今回、高市氏の笑顔や声のトーンではなく、高市氏の「言葉」に注目した。
「演説で見える特徴は3つ。固有名詞(具体的な人名、地名、専門用語、キーワードなど)の使い方、異なる『界隈』に向けた言葉遣い、そして『してやってください』という呼びかけである」
三宅氏の本文では、中道改革連合共同代表だった野田佳彦氏と高市首相の演説を比較し、高市氏の「切り抜きやすい」固有名詞の使い方を紹介。さらに、「界隈」(それぞれの興味関心に沿って集まるグループ)という言葉、高市氏の「してやってください」という呼びかけに注目して、詳細に解説している。
三宅香帆氏の「高市総理の秘密は『文体』にあり」は、「文藝春秋」4月号及び、「文藝春秋」のウェブメディア「文藝春秋PLUS」に掲載されている。
