将来的に年収1000万円超も見込める三井住友銀行を辞め、モデル・インフルエンサーとして活動する佐野麗奈さん(23)。昨年12月末で銀行を退職し、芸能活動に専念することをSNSで報告すると、190万回以上のインプレッションとなり、大きな反響を呼んだ。

 幼少期から英語を学び、TOEIC965点を取得した才媛としても知られる佐野さん。SNSでは“キラキラした生活”を送っている印象もあるが、幼少期は引っ込み思案で自分に自信がなかったという。苦しい時期も経験した彼女は、なぜ芸能界に興味を持つようになったのか。その歩みを振り返ってもらった。(全3回の1回目/2回目に続く)

佐野麗奈さん ©松本輝一/文藝春秋

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毎週土曜日は東京から群馬まで特急で英語塾へ

――佐野さんは東京の大田区生まれ。にもかかわらず、幼稚園のころは毎週群馬まで通っていたそうですね。

佐野麗奈さん(以下、佐野) 母親が英語教育に熱心で、毎週土曜日は特急りょうもう号で群馬県にある英語の塾に通っていました。

――東京にも英語塾はたくさんあるのに、なぜ群馬県まで通っていたのでしょう?

佐野 国際的な教育プログラムを提供しているIB(国際バカロレア)認定の小中高一貫校に進学したくて。でも、対象の学校も、その学校に行くための勉強ができる塾も、当時は関東圏内だと群馬県の「ぐんま国際アカデミー」しかなかったんです。

――なぜお母さんはそこまで英語教育に力を入れていたのですか。

佐野 母がもともと、外資系企業や英会話教室で働くくらい英語がすごく好きな人だったんです。ただ、学生時代は生の英語に触れる機会が少なかったから、社会人になったばかりの頃は、帰国子女やネイティブとの差にとても苦労したと聞いています。

 だから、娘の私が将来どんな選択をしても苦労しないように、小さいころから英語に触れさせたい、と考えていたようです。

 

――では、塾や学校だけではなく、ご家庭でも英語を学んでいたのでしょうか?

佐野 小さい頃は、テレビは1日30分っていう厳しいルールがありました。でも、英語のアニメなら何時間見ても文句を言われないんです(笑)。だから、「カートゥーン ネットワーク」や「ディズニー・チャンネル」を自然と見るようになりましたね。あとは、ディズニーの英語教材も自宅にあって、それで遊んでいました。