三井住友銀行勤務という安定を手放し、モデル・インフルエンサーとして活動する佐野麗奈さん(23)。昨年12月末で銀行を退職し、芸能活動に専念することをSNSで報告すると、190万回以上のインプレッションとなり、大きな反響を呼んだ。
大学時代にはミスコンに出場し、審査員特別賞を受賞した佐野さん。一見、“キラキラした生活”を送っているように見えるが、幼少期は引っ込み思案で自分に自信がなかったという。そんな彼女が、なぜモデル活動を始め、ミスコンに出場することになったのか。就活中に感じた、ミスコンやモデル経験者への“偏見”とは――。(全3回の2回目/3回目に続く)
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モデルを目指してミスコンに挑戦
――佐野さんは、高校生のときにかけられた親友からの一言がきっかけで、芸能界に興味を持ったのですよね。大学に入ってから、どのような活動を始めたのでしょうか。
佐野麗奈さん(以下、佐野) 大学1年生の頃は、特に何もしていなかったです。ダンスサークルに入って、普通に大学生活を満喫していました。
でも、1年生から2年生に上がるタイミングの春休みに、自分と向き合う時間ができて。自分の趣味ってなんだろうと考えたときに、あんまり打ち込めるものがないなと思ったんです。それで、大学のうちに何か成し遂げたい、自分を変えたいなと。
で、親友から言われた「モデル」という言葉を思い出して、オーディションに挑戦して、事務所に所属することができたんです。
――どんな自分を変えたかったのでしょう。
佐野 もともと引っ込み思案な性格で。小中高と人前で発表する機会が多い学校だったのに、「声が小さい!」って何度も先生に怒られたんです。それでも人前に出る怖さや恥ずかしさを克服できなかったし、そんな自分が周りからどう思われているのかも気にしてしまう。臆病だったんですよね。
――そんな自分を変えるために、モデルを目指すようになったのですね。
佐野 ただ、最初からお仕事が来るわけではなくて。どうしたらいいか悩んでいた私に、事務所の方が「ミスコンに出てみない?」と勧めてくれたんです。ミスコンをきっかけに、モデルとしての道が開ける人も多いよって。
でも、私の通う法政大学では、学内でのミスコンが開催されていなかったんです。なので、全国の大学生が参加できる「college選抜コンテスト」という外部の大会にエントリーすることにしました。

