「思ったよりモテない(笑)」
――わ、普通に読めるんですね!!
シ……シヤ?
――あ、これは「視野」です。
「日本での俳優業も視野に入れている野心家」。オモシロイ! 光浦さ~ん!!
――で、光浦さんが「トミーくらい日本語ペラペラだったら、日本のテレビや映画に引っ張りだこになるよ」と言ったら、トミーさん、「マジで?」って答えてます。
「マジで?」言いました、たぶん(笑)。
――「日本は外国人の役者が日本語を喋るんじゃなくて、日本語を喋れる外国人が役者をやってるのがほとんどだから」と光浦さんが言うと、トミーさんが「モテるかなぁ?」。「モテるに決まってるよ」って光浦さんが言うと、トミーさん「白人好きの日本人が結構いるのは知ってる(ニヤリ)」と。
した! ニヤリした!
――じゃあ、「モテるかなあ?」も言いました?
(本を読みながら繰り返して)「モテるかなぁ」……言いましたかなぁ(笑)。
――モテてますか、いま?
(間髪入れず)モテない。思ったよりモテない(笑)。
ハーンスタイルの文字を毎朝練習した
――そして『ばけばけ』。レフカダ・ヘブン(ラフカディオ・ハーン=小泉八雲)を1年演じてどうでしたか? 演じる前と後で自分自身に変化はありましたか?
変わりました。俳優としてだけじゃなく、人間としても。我ながらすごく成長したと思います。そして、日本語も毎日少しずつ上達できて、ヘブンさんの考え方に近づくようになった気がします。だから、次の仕事でもヘブンさんの部分が残るかもしれない。猫背で歩くのもそうだし、僕の手書きも変わりました。毎朝ヘブンさんのように日記を書くんです、手書きで。それで、ハーンの文字を真似して練習して。だから自分のスタイルの手書きできなくなっちゃった。ハーンスタイル(笑)。




