中学時代、「大人はクソだな」と思った担任の言葉
――小学校時代にはいじめがあったそうですが、中学時代はどうでしたか?
あみ 中学時代はなかったです。とにかく部活を頑張って、元気で活発な子でいようとしていたんです。バドミントン部で大会に行くと、頭が薄いから他校の人に指をさされたり、こそこそ言われたりしましたけど、それでも私は明るく振る舞って。他校の友だちを何人も作ったりしていました。
――先ほど、小学校のときは通学用のキャップをかぶって登校していたと言ってましたが、中学時代も帽子をかぶって登校したのですか?
あみ いや、かぶっていなかったです。中学時代は、薄い髪の毛にセーラー服を着て、普通に登校していました。しかも、頭が薄いのにスカートをめっちゃ短くしていたんです。当時、『Popteen』や『小悪魔ageha』といったギャル雑誌を読んで、派手で可愛いファッションに憧れていたんです。
――中学時代は楽しい学校生活だったのですね。
あみ でも中2のとき、担任の先生に呼び出されて、「あなたがなんでそんなに明るく生きているのか、道徳の授業でやりたい」って言われたんです。ムカついたし、うざいなと思ったので、そのときは「知らん!」って言って走って逃げました。
――かなり傷つきますよね。
あみ 「なんでそんなに毎日笑顔でいられるのか、みんなで考えたい」と言われたんですよ。名前は出さないから、と言われたんですけど、誰かわかるに決まっているじゃないですか。「大人はクソだな」と思いました。
高校時代、容姿いじりのいじめを注意したら矛先が自分に…
――高校生活はいかがでしたか?
あみ 高3の夏休み明けからウィッグをかぶり始めたんですけど、その前にすごくいじめられて、最悪でした。クラスの一部の人から、髪に関するあだ名で呼ばれるようになったんです。
――なぜ、いじめが始まったのでしょうか。
あみ 高3のとき、バドミントン部のメンバーが、いじめの主犯格の男子たちに容姿のことでいろいろ言われていたんですよ。それが許せなくて、私が「やめなよ」って言ったら、矛先が私に向いたんです。その人たちが主犯となって、クラスを巻き込んで私を攻撃してきて。
その主犯格の男子グループはクラスの中でも力が強かったので、周りの子も何も言えないような状況でした。私以外の女の子にも、容姿のことで悪口を言ったりするやつらだったので、みんな「次は自分かも」と怖がっていたんだと思います。

