「結果も出していただけに残念だ」

 立場上、メディア取材を受ける機会も多かったX警視正だが、担当記者の間でも「とにかく自分で報道をコントロールしたがり、お気に入りの放送局にだけ単独インタビューを許可し、言うことを聞かない社には露骨に嫌がらせをする」など、「クセツヨ幹部」として有名だったという。

 たたき上げでは一握りの警察官しかなれない警視正の役職にあり、100人以上の部下を抱えていたX氏。警視庁幹部が嘆息する。

「これまで何度も上司や周りが態度を注意していたのに一向に改善されなかった。元々は刑事部で燻っていたのを生安部で引き上げて要職を任せ、結果も出していただけに残念だ」

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 一般企業などでも相次いで問題化し、生産性の低下や人材流出にもつながると指摘されるフキハラ。

「パワハラやセクハラは研修も実施されているが、フキハラについては昔の感覚のままの人も多い。周囲から自分がどう見られているか、客観視できなければ幹部は務まらない時代だ」(企業法務に詳しい弁護士)

 事実上の定年で、今月で警視庁を去ったX警視正。専門的な知見と幅広い人脈から、既に再就職のオファーが届いているという。

 新天地では上機嫌な活躍を願うばかりだ。

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