黒木 その年、娘が妊娠したんです。私は22歳で娘を産みましたが、娘は21歳でママになることに。「これからは、“おばあちゃん”として頑張ろう」と気持ちを新たにしました。「娘が頑張っているんだから、私も何かに挑戦してみたい」と思ったとき、目に止まったのが美魔女コンテストの募集だったんです。

 他の大会は、参加費用が何万円もかかることもあるのですが、美魔女コンテストは参加無料だったので、経済的に余裕のなかった私は「これだ!」と思いました。

――ご家族の反応はいかがでしたか?

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黒木 エントリーの段階で落選したら恥ずかしいと思って、家族にはナイショにしていました。ファイナリストに選出されてから報告し、最終選考会には、家族みんなが応援に駆けつけてくれました。

10代から“ウエスト58cm”を維持する秘訣

――ファイナリストになったことで、変化はありましたか?

黒木 “美魔女”としてお仕事をいただいたり、お声がけいただくことが増えて、周囲の状況が一変しました。ただ、田舎に住んでいることもあって、生活はまったく華やかではありません(笑)。

――年齢を重ねる中で、どうやって美貌を維持しているのでしょうか。

黒木 高校生のときからウエストは58cmと決めています。そのために、お風呂からあがったら浴室の洗い場で全身にクリームを塗って、その滑りを利用しながら毎日体操をしています。体操を終えるまでは、浴室から出てはいけないルールにしているんです。エステなどに通う余裕はないので、ヘッドスパや、小顔矯正の資格を取ってセルフケアしています。

 棺桶に入る時も「黒木さんキレイだったね」と言われたいんです。毎日、年齢の壁と向き合いながら頑張っています。

フォロワー3万人超え。バイクの魅力を届けるSNSも人気(写真:本人SNSより)

――バイクに乗り始めたのはなぜだったのでしょうか。

黒木 49歳の時、たまたま仕事の関係で銀座のオートバイ用品店に立ち寄ったのが始まりでした。そこには、フランスのRuby(ルビー)というブランドの素敵なヘルメットが並んでいました。オーナーさんの勧めで試着させてもらった瞬間、「これをかぶってバイクに乗りたい!」と直感したんです。

 その時は二輪の免許も持っていなかったのに、すぐヘルメットを注文しました。ハンドメイドによる受注生産のため17万円もしましたが、一目惚れでしたね。