野球コラムの書き方を楽しく学ぶ「文春野球学校」のメンバーが、ほとばしる野球愛で執筆した「偏愛選手名鑑」の2026年版です。通常の野球名鑑には載っていない情報と情熱をお楽しみください!
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[はじめに]
昨年最終戦の大ブーイングは前章に過ぎず。キャンプ直前、「家族」カープに大衝撃が! 笑わない新井さんで事の深さを感じるも、チームの雰囲気はピリッと締まり、何だか良くない? プロは結果が全て、前だけ見据え「SHAKARIKI」に勝利を重ねるだけ。我らも全力応援、どこまでもカープの味方だよ。一緒に頂点へ!
(カープ執筆チーム監督:あらいずみ)
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【監督】
25 新井 貴浩 (あらい たかひろ) 1977年1月30日生まれ
「仁義なき戦い」グッズは予言か。あの件から笑顔を捨て、修羅を宿す指揮官に。「いつまでもチャンスがあると思うな」と覚悟を突きつけ、鯉戦士達を真のプロへ導く。「家族」の長として泥をかぶり、今季こそ優勝へ! (あらいずみ)
【投手】
11 齊藤 汰直 (さいとう たいち) 2003年12月7日生まれ
亜細亜大からドラフト2位
宝塚中学では今岡真訪の後輩にあたり、武庫荘総合高校では谷村智啓に指導を受け阪神に縁があったが、カープにドラ2指名。目標のドラ1指名は逃したが、大学の先輩・九里亜蓮も薮田和樹も2位指名。這い上がろう。 (ミヤウチ)
13 森浦 大輔 (もりうら だいすけ) 1998年6月15日生まれ
もちトレの成果が実り体がしっかりしたことでストレートの球速とチェンジアップのキレが増した。メンタルの安定感も増して、昨シーズン後半からは守護神を任されるまでに成長。今シーズンの守護神最有力候補か。 (もりしたみ)
14 大瀬良 大地 (おおせら だいち) 1991年6月17日生まれ
静かな闘志。右肘手術は4度目もポーカーフェイスで乗り越える。キャンプ初日、一番乗り半袖姿で投じた球には驚いた。赤いパンツのドラフトから13年目。トレードマーク「二段モーション」を封印し、頂へ腕を振る。 (あらいずみ)
16 森 翔平 (もり しょうへい) 1998年1月1日生まれ
半袖族としてローテ完走、初完封達成で一皮むけた。オフには結婚と躍進は続く、どこまでも。キャンプでビルドアップした姿を見せ幸せ太りと騒然も、進化の序章、気にするな。今季は規定回到達、2桁勝利で鯉の柱へ。 (あらいずみ)
17 常廣 羽也斗 (つねひろ はやと) 2001年9月18日生まれ
憂い顔ばかりが印象に残った。二軍でも結果を残せず「考えすぎでは」とさえ言われ、ようやく一軍昇格した8月、未だ大学を卒業していないことが発覚。そりゃ憂い顔にもなるでしょ。今シーズンは歓喜の笑顔が見たい。 (もりしたみ)
18 森下 暢仁 (もりした まさと) 1997年8月25日生まれ
25年開幕投手を務めクオリティスタート率86.4%はリーグトップも6勝14敗と大きく負け越し。年俸2億円と評価は揺るぎないがファンは勝つ姿が見たい。今季で見納めとなる床田寛樹との打撃競争でも勝つ。 (ミヤウチ)
19 床田 寛樹 (とこだ ひろき) 1995年3月1日生まれ
念願のプロ初アーチを放ち、打率.259を残した好打者。打席数確保への強い想いは、6完投3完封と本業にも好影響。グローブカラーの参考にするほど愛するガルボチョコを燃料に、DH導入前最終年を楽しみ尽くす。 (初鯉)
20 栗林 良吏 (くりばやし りょうじ) 1996年7月9日生まれ
新人王を受賞した21年のデビュー以来271試合すべて救援登板、134セーブ、56ホールドを挙げてきたが今オフ最大の話題は先発転向。「ルーキーと同じで開幕一軍を勝ち取る」と決意。真っ新なマウンドで勝負。 (ミヤウチ)
21 中﨑 翔太 (なかざき しょうた) 1992年8月10日生まれ
かつての守護神は怪我を乗り越えて復活し、リード、ビハインド、イニング途中ピンチの場面、どんな時でもマウンドに向かい抑えるオールラウンダーとしてベンチの期待に応えた。ブルペン陣の精神的支柱は今年も健在。 (もりしたみ)
22 髙 太一 (たか たいち) 2001年7月26日生まれ
希望の左腕。プロ2年目の初先発初勝利には、ズムスタに来た両親、鯉党一緒に大歓喜。庄原市高町の高自治振興区も横断幕で祝福した。横浜・宮﨑への魂の20投球は、被弾するも輝く未来しかない。跳ねろ、高みへ! (あらいずみ)
24 黒原 拓未 (くろはら たくみ) 1999年11月29日生まれ
左のパワーリリーフとして大活躍した矢先の左膝手術。懸命にリハビリを克服し、身体も大きくして復活を果たすも今度は腰のヘルニア手術。何度も訪れる試練もクロミならきっと乗り越えられる。再び開け! 夢の扉! (初鯉)
26 益田 武尚 (ますだ たけひさ) 1998年10月6日生まれ
黒田博樹アドバイザーの助言でサイドスロー転向2年目の25年、一軍で4試合登板に終わったが、ツーシームのシュート成分は最大51cmと巨人・大勢と並んで球界トップレベルと判明、武器を活かしてブレイクへ。 (ミヤウチ)
28 佐藤 柳之介 (さとう りゅうのすけ) 2002年11月1日生まれ
6月にプロ初登板初勝利、初安打と幸先よく始動も結果は1勝。誰より本人が「もっとできた」と悔いを残した。だがファン感でCCダンスを売り子姿で踊り、全てを捨てきれたはず。今季はローテ入りを狙い、負けない! (あらいずみ)
29 ケムナ 誠 (けむな まこと) 1995年6月5日生まれ
復活の波に乗る。右肘手術以来もどかしいシーズンが続くも、昨季はノムスケ達との動作解析で球速が戻った。「死んでも頑張れ」と自らを鼓舞。9年目の今季は短髪姿で完全復活、セットアッパーとして必ず結果を出す! (あらいずみ)
30 滝田 一希 (たきた かずき) 2001年12月28日生まれ
オムライスとスラィリーが大好き。お互いの誕生日にメッセージを送り合い、わちゃわちゃする動画は微笑ましいの一言。今シーズンこそ一軍定着と意気込むも、キャンプ途中で離脱し左肘のトミー・ジョン手術を受けた。 (もりしたみ)
34 高橋 昂也 (たかはし こうや) 1998年9月27日生まれ
不屈の左腕が復活。4年ぶりの白星にお立ち台では眩しい笑顔が弾けた。オフの療育支援センター訪問では子供とCCダンスを踊り、元気を貰いパワーアップ。「焦って失敗してきた」と反省は十分。再び、大きな舞台へ! (あらいずみ)
35 工藤 泰己 (くどう たいき) 2003年9月29日生まれ
北海学園大からドラフト4位
最速159km/hのストレートに多彩な変化球を投げる本格派右腕。栗林の後釜を期待され、早速栗林に挨拶するなど本人にもその気があった様だが合同自主トレ中に怪我で無念の離脱。まずは焦らずしっかり治そう。 (もりしたみ)
36 塹江 敦哉 (ほりえ あつや) 1997年2月21日生まれ
強化試合での日本代表選出、オフには結婚とめでたい話題が続いた昨年。お姉様も球団とコラボする腸活製品の担当者としてご活躍中。腸まで届く乳酸菌の如く、高出力の速球を内角へズバッとお届けし、立場を取り戻す。 (初鯉)
38 赤木 晴哉 (あかぎ せいや) 2003年10月5日生まれ
佛教大からドラフト5位
2男6女の8人きょうだいの次男で191cmの右腕。天理高で同級生の達孝太と見間違いされて声を掛けた佛教大監督がスカウト。目標とする投手は大学の先輩、中日の大野雄大、対戦したい打者はオリックス・太田椋。 (ミヤウチ)
39 長谷部 銀次 (はせべ ぎんじ) 1998年7月29日生まれ
二軍戦では抑えられるのに一軍では抑えられないという一軍の壁を乗り越えるために自分を見つめ直した結果は原点回帰。年齢的にチャンスは多くないと自覚する中、もう一度ストレートに磨きをかけて勝負の一年に挑む。 (もりしたみ)
41 鈴木 健矢 (すずき けんや) 1997年12月11日生まれ
セ・リーグでは数少ないアンダースローで、リリーバーながら回またぎもこなす。細身の体にサングラスという投げる姿もかっこいいなら私服姿もさもありなん。ファン感の私服グランプリで見事1位に輝きました。 (もりしたみ)
42 F.ターノック (フレディ・ターノック) 1998年11月24日生まれ
マーリンズから新加入
駐米スカウトのエルドレッド氏が口説き落とした190cm超長身右腕。高身長、背番号42は、バリントン、クリス・ジョンソンという先発投手の系譜。チェンジアップ・スプリットで空振り・ゴロに打ち取るタイプ。 (ミヤウチ)
43 島内 颯太郎 (しまうち そうたろう) 1996年10月14日生まれ
「島内劇場」は遠い幻。コツコツ積み上げ60登板、防御率1.40と文句なき成績で年俸1億突破。今季は選手会長に就任し鯉の核に。キャンプでは第三の球種フォークを研磨。前だけを見据え、守護神の座を奪い獲る。 (あらいずみ)
45 松本 竜也 (まつもと りゅうや) 1999年9月18日生まれ
22年新人で50試合登板は球団4人目の快挙も、その後、登板機会が激減。25年は7月に一軍昇格を掴んだが登板は4試合のみ。智弁学園の1学年先輩・村上頌樹、1学年後輩・伊原陵人には負けられない。 (ミヤウチ)
46 髙木 快大 (たかぎ はやと) 2004年3月19日生まれ
中京大からドラフト7位
指名前から憧れる森下似のフォームから放つ、唸り噴き上がる直球の衝撃。こんなに良い選手と7位で繋がれた縁には感謝しかない。怪我を治し、ノムスケ達の知見が注がれた髙木がどんな球を投げるのか。何年でも待つ。 (初鯉)
47 斉藤 優汰 (さいとう ゆうた) 2004年5月27日生まれ
プロ初先発の舞台はシーズン終盤大雨のマツダという厳しいコンディション。5回を投げきれず被弾して負け投手というほろ苦デビューとなった。オフに体の使い方を見直して脱力投法にモデルチェンジし初勝利を目指す。 (もりしたみ)
48 アドゥワ 誠 (あどぅわ まこと) 1998年10月2日生まれ
25年は内転筋の故障で出遅れ、一軍でわずか4試合の先発登板。24年8月6日、巨人戦での初完封勝利以来、勝ち星がない。登場曲「広島天国」の「カープをさかなに飲み明かそうよ」の歌詞を実現できる投球を。 (ミヤウチ)
53 岡本 駿 (おかもと しゅん) 2002年6月12日生まれ
1年目から中継ぎで41試合登板と欠かせない存在に。秋に先発転向、筋力増と球種増に着手。投手歴が浅く伸びしろ無限で期待しかない。阿波みかん発祥地、地元徳島・勝浦町初のプロとして、開幕ローテ入りを誓う。 (あらいずみ)
65 玉村 昇悟 (たまむら しょうご) 2001年4月16日生まれ
プロ2年目で先発デビューしたロマン枠も7年目。以降毎年マウンドに立てているのは名鯉の証しです。次は1年間ローテを守り、できればキャリアハイの2桁勝利、欲をいえばそろそろ初完封を見たいなぁ、玉ちゃん。 (もりしたみ)
66 遠藤 淳志 (えんどう あつし) 1999年4月8日生まれ
23年4月6日の対阪神戦、新井監督に初勝利を贈ったのは會澤翼との茨城出身バッテリーで、25年8月3日にその時以来850日ぶりの勝利を挙げたが機材トラブルでヒロインが中止に。もう1回、歓声を浴びたい。 (ミヤウチ)
67 菊地 ハルン (きくち はるん) 2007年1月21日生まれ
高卒ルーキーながらシーズン終盤に一軍デビューを果たした身長2mの大型右腕。ファッション界からも注目され、オフにはTGC広島にモデルとして登場しランウェイを歩いた。一軍の試合は必ず見て勉強している。 (もりしたみ)
68 T.ハーン (テイラー・ハーン) 1994年8月30日生まれ
2年通算90試合に登板、防御率2.51の左腕と再契約。25年は前半戦不振も5月から暫定で守護神も務め、中日戦でダブルスチールを仕掛けられたが捕手の石原貴規と冷静にホームでアウトに仕留めゲームセット。 (ミヤウチ)
70 日髙 暖己 (ひだか あつみ) 2004年9月16日生まれ
由伸似のフォームで春にQSを重ねるも一軍に届かなかった昨年。自身のサインを携え入寮する新人も現れるなど、憧れも期待も集まる4年目。球団の日本人選手初の70番を背に、譲渡金70億円の大先輩を追いかける。 (初鯉)
98 辻 大雅 (つじ たいが) 2004年8月29日生まれ
ノムスケの助言で球速10km/hアップ、制球改善し7月支配下へ。初登板は師匠の登場曲「皮膚呼吸」でマウンドへ上がり、鯉党を熱くさせた。16試合登板を自信に4年目も一人一人に全力投球。大舞台に駆け登れ! (あらいずみ)


