イランに対する唐突な攻撃で、世界で孤立しつつあるアメリカのトランプ大統領。世界経済と国際秩序を揺るがすトランプ政権にアメリカの“最も忠実な同盟国”日本の高市早苗首相がどう対応するか、世界中の注目が集まっている。
とりわけ日本と同じ立場である韓国は、高市・トランプ会談に熱い視線を注いでいた。
韓国も同じアメリカの同盟国として対中摩擦、通貨安、トランプ関税と対米投資、そしてイラン戦争への協力要請といった共通の問題を抱えている。それだけに高市政権がトランプ大統領とどう対峙するのかは、韓国にとって対米外交の重要な参考資料になる。
だが会談を見届けた韓国の世論から聞こえてくるのは、失笑とため息ばかり。主要なSNSは、日米首脳の言動に呆れる声であふれ返っている。
「あれだけ媚びたのに、返ってきたのは真珠湾(笑)」
主な話題の1つは、トランプ氏からの“真珠湾発言”を受けた高市首相の反応だ。
「映像では子犬みたいにトランプに抱かれてたけど、それでもあんなこと言われるんだな」(Ruliweb 26/3/20)
「あれだけ媚びたのに、返ってきたのは真珠湾(笑)」(FMKorea 26/3/20)
オーバーなまでにトランプ大統領への親密さを演出し、「世界に平和と繁栄をもたらすのはドナルドだけ」と破格の賛辞を送ったのに、まさかのあてこすりを受けた高市首相を憐れむと同時に揶揄する反応が多い。
「韓国の代わりに(イラン戦争で不機嫌な)トランプの憂さ晴らし役になってくれてありがたい」(同)といった同情に近い感謝の声もあった。
高市首相自身の行動で最も不評だったのは、バイデン前大統領に対する“嘲笑”の場面だ。
トランプ大統領はホワイトハウスに掲げられた歴代大統領の肖像のうち、バイデン氏の写真を自動で署名する機械の写真にすげ替えている。これはトランプ大統領が繰り返し流布した “バイデン氏は認知症” というデマに基づく、子供じみた嫌がらせだ。
そして高市首相がその写真を指差して笑う動画がホワイトハウスのSNSに投稿され、世界中を絶句させた。韓国でもこれは大きな批判の的になった。
「訪問先でその国の前大統領を笑い物にする首相。それが無礼だとすら分からないのか」(FMKorea 26/3/22)
「マジでブッ飛んでる」「人生楽しそうだな」(FMKorea 26/3/21)
「なんで2人ともあんなバカをやらかさずにいられないんだ」(FMKorea 26/3/20)

