「真剣」であっても「深刻」になるな

坂井 3つ目が「自分で自分の職場を明るくする(他者指向性)」です。

ぐんぴぃ へえ、「自分で自分の機嫌を保つ」とかは聞きますけど。

坂井 それとも近いです。これは本当に大事だと思うんですけど、心理的安全性のような難しい言葉を使う前に、「お前、マジで笑顔でいろよ」という人がたくさんいるわけですよ。この本でも職場におけるユーモアについて触れていますけど、会議で自分が一番役職が上ならば、ちょっとおどければいい。「職場が暗いなら自分から明るくしに行こうぜ」というのがプレイフルネスの3つ目の要素なんです。

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坂井風太さん ©平松市聖/文藝春秋

ぐんぴぃ 遊び心があると、実は生産性が上がることにも繋がるよということなんですね。

坂井 4つ目が「パズル思考」。問題解決志向性です。

ぐんぴぃ 諦めたり「もう最悪だよ」と思うんじゃなくて、「ワクワクすっぞ!」って考える。

坂井 以上の4つの要素、(1)即興性を楽しむ、(2)異質性、(3)自分で自分の職場を明るくする、(4)パズル思考が大事。だから肩肘界隈の人に言いたいのは、「まずは肩の力を抜こうぜ」ということ。あと、「真剣であっても深刻になるなよ」。「真剣」と「深刻」は違うじゃないですか。

ぐんぴぃ いいこと言いますねぇ~。

ぐんぴぃはブックオフで「プレイフルネス」していた

坂井 「楽しくやろうぜ」「新しいことやろうぜ」という遊び心がないと、いいものなんて作れないと思うんですよ。

ぐんぴぃ 意外と無視されてきたことかもしれないですね。

坂井風太さん、ぐんぴぃさん ©平松市聖/文藝春秋

坂井 どうして無視されてきたんだと思います?

ぐんぴぃ 目先のことを考えるからですかね。「楽しいことをするよりも、もっとやることがあるだろう」と。

坂井 私の仮説は「そういうふうにして成果を出している先輩を見たことがないから」。ぐんぴぃさんが昔ブックオフで働いていた時に、エロ漫画を大量に仕入れて売っていたのは「プレイフルネス」しているじゃないですか。それは遊び心だと思うから。

ぐんぴぃ 俺、プレイフルネスしてたのか。