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警察に犯行がバレた理由
沙也加は岩波さんが亡くなってから、店に「本日休業」の張り紙をしたり、近隣の店舗関係者には「岩波はコロナの合併症で入院中」「岩波はうつ病で実家に帰った」などと言ってごまかしていたが、さすがに岩波さんの親族とLINEを続けるうちにボロが出て、警察に通報される羽目になり、死体遺棄容疑で逮捕された。
続いて殺人容疑でも再逮捕されたが、当初は「岩波さんとは男女の仲になかった。SMプレイもしたことがない」と説明していた。
また、「遺体を運ぶのが重すぎて、村越に手伝ってもらった」と供述したため、村越も死体遺棄容疑で逮捕されることになった。
村越の公判が先に始まったが、「事実無根」と主張。沙也加の証言通りでは、遺体を運べないことが分かり、裁判所も「主犯が虚偽の供述を述べている可能性がある」として、無罪を言い渡した。
沙也加は公判で死体遺棄罪は認めたが、強盗殺人罪の成立を否認し、「岩波さんとSMプレイや仕事の手伝いをすれば、数百万円の金品をもらう関係にあったのだから、殺す理由はまったくない。貴金属1381点は生前にもらっていた」などと述べた。
だが、裁判所は「殺害は金品を奪う目的で、性行為を装って被害者を拘束し、首の骨が折れるほど強い力で首を絞め続けた」と結論づけ、死体遺棄も沙也加が単独で行ったと認定した。