養成所にも入っていないのに、独学でR-1の準決勝に

――完全に「見る専」だった。でも濱田さんは養成所にも入っていないタイミングで「R-1ぐらんぷり」の準決勝に進出していますよね。

 

濱田 高校を卒業してからはマッサージのアルバイトをしてお金をためて、22歳の時にNSCに入ろうと思って願書を出したんですけど、その前に自分の力を知りたくてR-1に出ました。1回戦、2回戦で落ちるんやったら才能ないんやろうから早めに試しておこうと思って。

――お笑いの経験は何もないですよね?

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濱田 もちろんないです。台本もないし、構成がどうのとかも知りません。ネタ時間2分か3分で、自分が面白いと思う話を面白い順にバーッとしゃべりました。3回戦なんか、その日の朝起きて「あ、これ面白いな」って思ったことを、そのまま舞台でしゃべった。

――それがウケるのはセンスありすぎませんか。

濱田 いま思うと、テレビで一級品のトークをずっと聞き続けてきたから面白いのハードルだけは最初から高いところにあったのかもしれません。ただ人に向けてしゃべったことはなかったので、友達も家族もびっくりしたと思いますよ。「こいつ面白いこと考えてるやつやったんか」って。

次の記事に続く 「濱田は通さない」と構成作家に拒絶された記憶が…“盲目のピン芸人”濱田祐太郎(36)が「R-1」決勝当日まで“出演取り消し”に怯えた理由

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