――AKINAさん自身は2002年に「Touch me」でソロのシンガーとしてデビューします。 

AKINA ソロデビューは嬉しかったです。あとソロで写真集も出しましたし、一人になってからの活動も楽しかったです。

――ただ最初はグラビアが嫌だったそうですね。

ADVERTISEMENT

AKINA 私が分かりやすく「胸が大きい」「プロポーションがいい」とかだったらいいんですけど、そんなに売れるものもないから。何を出せばいいんだかと、困りました。だんだんと歌うことができなくなる中で「とりあえずグラビアやってみる?」という感じで始めたので、最初の頃は辛かったんですけど、だんだんと楽しくなっていきました。

――グラビアだけでなく演技にも挑戦しました。俳優業には興味はあったんですか。

AKINA その頃はなかったです。私は安室奈美恵さんになりたいと思ってやってきたので。安室さんに演技するイメージってないから。

 まだ演技が上手だったらいいんですけど、自分でも「下手だな」と思いながらやっていたので。それなのに、初めての舞台がいきなり新国立劇場でやった「中野ブロンディーズ」で、しかも主演なんです。スパルタですよね。舞台ではチアも披露するので。歌にセリフにダンスに加えて、チアも覚えなきゃいけなくて。もう死ぬかと思いました(苦笑)。

「歌が好きだし、歌をやりたいから、そのために頑張っていました」

――そこからはお仕事的にはどうだったんですか?

AKINA その後はバラエティー番組に出させていただいたり、グラビアのいわゆるイメージDVDを撮ったりしました。全部の仕事を大事にやっていましたが、それは全て歌があったからです。歌が好きだし、歌をやりたいから、そのために頑張っていました。私にとって支えはやっぱり歌で、その思いはいまだにありますね。歌ってるといつの間にか元気になっていますから。

©佐藤亘/文藝春秋

――少しずつ仕事も落ち着いてくると思うんですが、沖縄に戻ろうとは思わなかったんですか。

AKINA 全然ないですね。ずっと東京にいたいと思っていました。仕事の量で言ったら落ち着いてきてはいるんですけど、自分としては暖簾は下げてない。ずっと開けてるんですよ。ただオファーが来てないだけであって、ずっとオープンなんです。