シーズン開幕前は阪神に次ぐ優勝候補とまで言われた中日ドラゴンズだが、20日現在(以下同)で4勝15敗とセ・リーグで5位広島に早くも3ゲーム差を付けられ、断然の最下位に沈んでいる。

「メジャー通算164本塁打の大砲、ミゲル・サノー内野手(32)を補強。昨季リーグ本塁打数4位タイの細川成也外野手(27)や6位タイの上林誠知外野手(30)を擁し、課題とされた長打力不足解消には一定のメドが立ったと思われていました」(中日担当記者)

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 ところが、故障者が続出。

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「上林が3月17日のオープン戦中の右脚肉離れで離脱。4月3日に打線のけん引役である岡林勇希外野手(24)も右脚肉離れ。さらに頼りにしていたサノーが14日の広島戦で左脚肉離れで戦線離脱した」(同前)

何のためのホームランウイングなのか

 今季から中日は本拠地バンテリンドームナゴヤに右中間、左中間の外野フェンスを最大6メートル前に押し出す「ホームランウイング」を設置。ホームラン量産で優勝の追い風とする予定だったが、「完全に敵に塩を送る形になった」(在名テレビ関係者)。

「本拠地で中日が打った本塁打数は5本で、逆に相手球団が打った本塁打数は7本と収支がマイナス。もっとひどいのは防御率。ホームに限った数字ですが、4.13で、昨季は2.69でした。相手に長打が増え、失点が増えているのは明らか。これでは、負けるためにホームランウイングを作ったようなものです。ラッキーどころかアンラッキーゾーンです」(同前)