「不義理店」への嫌がらせ投稿

 ナチュラルと袂を分かったX氏のデリヘル店。当初は2週間に1、2回だった“督促”電話の回数は段階的に増していった。昨秋頃には、電話をかけてくる担当者が替わり、新たな男は「“クリア”のナカノ」を名乗った。如実に執拗さを露わにし、着電回数は多い日には10回ほど。店の営業にも支障を来しているという。

「ナチュラル=違法というイメージが広がっているため、彼らは『広告ナビ』『LINEグループ』『クリア』など頻繁に名称変更を繰り返してきました。ナカノも偽名でしょうし、私たちは彼らの姿を見たことすらないのです」(X氏)

ナチュラルの別称「広告ナビ」からの女性紹介

 一方で、嫌がらせの主戦場は匿名性が担保されたSNSの世界へと移される。

ADVERTISEMENT

「着電回数の増加と歩調を合わせるように、私のデリヘル店に対しナチュラル関係と見られる複数のSNSアカウントによる誹謗中傷の書き込みが散見されるようになりました」(同前)

 誹謗中傷の書き込みとはたとえばこんなものだ。

〈全裸面接やトラブルの際キャストに全責任をなすりつける悪質店舗よ〉

 X氏に確認すると、全裸面接を実施した事実はないという。

 ある誹謗中傷アカウントのプロフィール欄には、〈不義理店舗は塵も残さず吹っ飛ばす〉とあり、他の複数のアカウントにも「不義理店」「不義理」といった文言が並ぶことから、ナチュラル側は関係が断絶した店を「不義理店」と呼び、嫌がらせを繰り返していることが窺える。攻撃の矛先は、グループ傘下の飲食店やX氏自身にも向けられた。