週刊文春が入手した「実際の音声」

〈喧嘩売ってきたのはお前だからな お前が廃人になるまで身辺嗅ぎ回られるか、素直に話し合いに応じるか選択の時は迫ってるぜ?〉

〈お前の取引先の会社に知れ渡るのも時間の問題だぜ?〉

 X氏の飲食店には、看板の写真と共にこんな投稿が。

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〈ゴキ〇リは繁殖力すごいから、1匹いたら数十匹いてもおかしくないんじゃない〉

「SNSでの嫌がらせはエスカレートしていきました。話し合いに応じることを求めており、明らかにナチュラルの仕業ですが、ナカノに聞いてもシラを切るばかり。現在、書き込み主については運営会社に開示請求しています」(X氏)

 
誹謗中傷アカウントの投稿

「週刊文春」は、「クリアのナカノ」がX氏のデリヘル店に対し、スカウトバックを執拗に要求する複数の音声を入手した。

「自分たちはそもそも使っているもの(女性)をしっかり払えって言ってるだけじゃないですか」

 2月24日、「弁護士を通して内容証明を送りたいので宛先の住所を教えてほしい」と伝えると……。

「住所とかは伝えないですよ。別にそういう話ではなくて、ただただSB(スカウトバック)を払って欲しいというだけなので」

 さらにナカノは辿々しい口調でこう畳みかけた。

「間違っていることをやっているのは××さん。法律云々とかではなく、これはスジの問題」

 法律よりも自らのスジを押し付け、優先するナチュラル。1月26日に会長の「木山」こと小畑寛昭容疑者(41)が逮捕されてもなお、組織はこうして活動を続けている。

1月に逮捕されたナチュラルの会長

 ナチュラルや会長を知るスカウト関係者が語る。

「会長は、20年にナチュラルがケツ持ちの住吉会幸平一家を怒らせて歌舞伎町で“スカウト狩り”が起こって以降、表舞台から退いているため、不在でも組織は十分に回る。ただ、特に現場のスカウトの資金繰りが相当厳しくなっているのは確かなようだ」