美容にも力を入れて…「ロールモデル」であり続ける努力

――確かに、小泉さんのおっしゃる通り、現役引退後に苦労されるスポーツ選手も少なくありませんよね。

小泉 そういう選手を本当にたくさん見てきましたし、実際に相談を受けることも多かったんです。「現役時代はあんなにかっこよかったのに、もったいないな」って思うこともありました。人から憧れられていた存在には、ずっと輝き続けていてほしいという気持ちがあるんです。

 引退後も活躍している選手が増えれば、現役のアスリートも、もっと安心して競技に打ち込めると思うんですよ。僕自身も、若い頃は「サッカー選手になっても、その後どうするの?」って言われたことがありました。確かに、親御さんからすると、息子をサッカー選手にするにはお金もかかるし、リスクもある。

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©三宅史郎/文藝春秋

 でも、「アスリートになった先には、こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら、スポーツ選手自体の価値も上がるし、市場も広がっていく。何より、親御さんも安心してお子さんを応援できると思うんです。

――アスリートを目指す方々や、その親御さんたちの不安も取り除いていらっしゃるのですね。素晴らしい活動です。また、家賃について教えていただきましたが、そのビジュアルを保つための美容にも投資しているのでしょうか。

小泉 美容は、髪や脱毛、サプリなどいろいろ気を遣っていますね。歯を整えると非常に印象が良くなるので、この前韓国で「ラミネートベニア」を受けましたし、クマが濃いと疲れてるように見えるのでクマ取りもしました。

 というのも、食とか栄養について発信する以上、見た目に清潔感がないといけないと思うんです。たとえば、残念な体型の方が食の大切さを発信をしていても、説得力がないじゃないですか(笑)。

 どんな情報を発信するかも大事だけど、誰が発信するかはもっと大事です。だから常に、人からどう見られるかを意識して生活するようにしています。

©三宅史郎/文藝春秋

――小泉さんが美をキープされている秘訣がわかった気がします。さて、これまでにレシピ本も4冊出版されていますが、ご自身が開発されたレシピの中で、一番おすすめのメニューはどのようなものでしょうか。

小泉 僕、鶏胸肉をおいしく食べる調理法に関しては、絶対負けないと思っています(笑)。市販のサラダチキンには戻れなくなるくらい、ぷるぷるで絶品なんです。

 なんでそこにこだわっているかというと、ダイエットや筋トレで食事を我慢している人って、すごく多いんですよね。でも、ストレスを抱えながら食べるのって、もったいないと思うんです。鶏胸肉なら、少しでもおいしく食べて健康でいながら、目的を達成できる。そういうメッセージを込めて発信しています。