「夜の12時前に家を出なきゃいけなかった」所沢から赤坂まで2時間かけて通勤する“ツラさ”
――TBSのある赤坂まで2時間掛かったとお聞きしましたが、納得ですね。
木村 しっかり2時間かかります。当時は同じ所沢市内で引越した後だったんですが、それでも最寄りの駅からはバス通勤。そのため、最終バスに乗り遅れないように早めに赤坂を出ちゃうので、4年間はほぼ飲み会とかにも参加できず……。
――さすがに仕事に支障が出ますね。
木村 『チューボーですよ!』をやってた時、プロデューサーに「あなたね、この番組やってる以上、巨匠のレストランぐらい行きなさい」って言われて。「いや、終バスが……」とか言ってたら、「そういうことじゃないの!」って。
あと、早朝の番組もやってて、夜の12時前に家を出なきゃいけなかったので、体力的にも厳しくて。そのプロデューサーの言葉がガツンと響いて、「そうですね、もう引っ越しします!」って。それで一人暮らしを始めました。
「誰かに助けてほしい」という状況で…“悪魔”と呼ぶ元夫との出会い
――結婚について「いずれは」と考えていたとのことですが、焦りみたいなものは感じませんでしたか。
木村 気づいたら33歳になってて。でも33歳だから焦るとか、そういう気持ちも特になく、「まあ、いつか結婚するもんだろう」と。
それとは別に、あまりに仕事で忙しいのがキツくてつらくて、精神的にも少しまいり始めていて。「誰かに助けてほしい」って気持ちがすごく強かったんです。
――結婚に救いを求めていた。
木村 結婚するとパートナーができるわけじゃないですか。そうすると、その人の広い羽の下で、ちょっとは休ませてもらえるんじゃないか、って。その時期、なんだか結婚に救いを求めてたんです。だからといって、相手を探すこともしてなかったんですけど。
フリーにならないかってお誘いもあったんですけど、私はメインよりもアシストするのがすごい好きなタイプなので。「フリーは私の性格を考えると違うし、でもこのきつい状況から抜け出したいな」って悶々としてたら、“悪魔”に出会っちゃうんです。
――元夫とは、どのような出会い方を。
木村 33歳のときですね。私、ワインエキスパートの資格を持ってるんですけど、知り合いになった人が、同じように資格を取ったばっかりで。その人が、悪魔の主催するパーティーに出すワインのセレクトと司会を頼まれたと。
で、私がアナウンサーでワインエキスパートの資格も持っているのを聞いて、「すいません、木村さんがやってもらえませんか」と言われて。「会ったことのない人が開くパーティーでそんな」と思ったものの、あんまり断るのが得意じゃないし、その日はちょうど空いてたので「じゃあ、やります」って。そこで出会ったのが最初なんです。



