バッシングを浴びた作品の「夫役」と事実婚→出産も経験

 当時の異常なまでの『ちむどんどん』バッシングを、テレビ関係者はこう振り返る。

「まず、ストーリーが散漫でおもしろくないと、脚本家へのバッシングが過熱しました。次に標的になったのが黒島さん。黒島さんが演じた暢子は、明るくのんきな性格で、空気を読めない言動も行うキャラです。そういった設定がかえって視聴者から反感を買い、SNSで批判を受けてしまいました。

 メディアも作品の悪評を報じ続けたことで、最終回までバッシングは止まらなかった。終盤はさすがに黒島さんに同情する声もありましたが、黒歴史になったことは間違いないでしょう」

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『ちむどんどん』で思わぬ不評を買った黒島は、朝ドラ出演後にもドラマやCM、舞台に出演するが一時期の勢いは失ってしまった。

 そんな中、世間を驚かせる発表も行った。2024年1月16日、『ちむどんどん』で夫婦を演じた俳優・宮沢氷魚と事実婚したことを公表したのだ。あわせて妊娠も発表され、同年7月には第1子の出産も報告している。

『ちむどんどん』で主演を務めたが……(NHKアーカイブスより)

 この事実婚と出産で、世間からの黒島の評価がだいぶ変わったと前出のテレビ関係者は解説する。

「事実婚を公表した当初は、少々“お騒がせ女優”的に見る声も世間にはありました。ただ、インタビューなどで事実婚について勉強したと明かし、自ら多様性のある生き方を選んだことを表明しファンを増やしました。特に女性から認められるようになり、好感度も回復しているように見えます。

 事実婚を発表してからは主演やヒロインにこだわらず多くの作品に出演し、仕事の幅を広げたのも功を奏したのでは。あらためて黒島さんが演技派であることがテレビや映画関係者の間でも認識され、ここ最近では話題作への出演が増えてきました」