かわりにやっておいてというわけにはいかない、とにかく休めない

――食べたいものを食べることが笠原さんの健康法の一つだけれども、同時に検診にもちゃんと行かれているということですよね。

笠原 とにかく休めないんで、俺は。仕事に穴を開けられないしさ、たくさん仕事を引き受けてスケジュールが先まで埋まってたら。だからそこは、きちんとしてますよ。

――お仕事に対する責任と、ご家族を早くに亡くされたことと。

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笠原 どっちもある。俺がイベントに呼ばれるから、俺が行かないと成り立たないしさ、テレビの収録あるでしょう。雑誌の連載だって5つあるもん。じゃあかわりにやっておいてというわけにはいかないじゃん。

 

「自分でもね、思うんですよ。よくこなせてるなって」

――以前、お仕事をもうちょっとセーブしようかなっておっしゃっていた気がします。

笠原 毎年そのつもりでいるんだけど、できないんだよ(笑)、毎年今年こそ仕事減らすっていってる。

――ちなみに今年の目標は?

笠原 また同じこと言ってる。仕事減らして自分の時間を持つって言ってるけど、まあ忙しいよね。軽井沢にプロデュースする店舗もできたし、金沢の直営店も再開したし。自分でもね、思うんですよ。よくこなせてるなって。でも滅多に風邪も引かないし、そこはきちんとしてるほうだと思いますよ。

 

撮影 志水隆/文藝春秋

次の記事に続く 「若いころのように心ときめく感動がない。昔はよかった」笠原将弘(53)が目指す料理人としての“理想の最期”「俺は華やかだとは思ってないし、やっぱ冷めてんだよ」

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