実際に採掘していた時の“生々しい”苦労話

 そして、実際に石炭を掘り出す切羽(きりは)で、実際にどのように石炭を掘っていたのか、実物の機械や装置を見ながら、炭鉱マンがガイドしてくれる。

まずは簡単にレクチャーを受ける

 通り一遍の説明ではなく、実際に採掘していた時の苦労話や失敗談なども交えて解説してくれるので、当時の様子がとてもリアルに伝わってくる。

坑道を掘進する作業の説明を坑内で聞く
狭い坑道内で効率よく石炭を採掘するため、高さを抑えた大型装置が活躍していた

 最後の斜坑も見せていただいた。斜坑とは、水平の坑道や垂直の竪坑とは異なり、その名の通り斜めの坂道になっている坑道のこと。目測で40度程度の傾斜があり、とてもトロッコが走れる角度ではないが、レールが敷かれている。こうした斜坑ではトロッコにワイヤーを取り付け、上部の巻上機で上下動させていた。

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元炭鉱マンがガイドしてくれる坑道ツアーはとても貴重だ

 1時間弱の坑内見学はあっという間に感じた。再びトロッコに乗り込み、坑外に出る。太陽の光がとても眩しく感じた。これでツアーは終了だ。

当時のポスターが掲示されていた
1時間弱の坑内見学を終え、再びトロッコに乗って戻り、ツアーは終了となる

 現在はツアー申込時に地上ツアーのオプションを選択することができるが、私が参加した当時はそのような制度はなかった。

ツアー後、ご厚意により島内をご案内いただいた。現在はオプションツアーが選択できる

 ツアー終了後、池島に興味を持った私は、もっと知りたいと元炭鉱マンのガイドさんに声をかけたところ、ご厚意で車に乗せていただき、島内を案内してくれることになった。