——それから音楽と筋肉を並行していく。
Nimo 前のバンドをやってたのと同じくらいの時期からボディメイクの大会に出るようになって、本格的な減量もするようになりました。パーソナルトレーナーとしても働き始めて、その頃にRENGEKIに加入してます。
——今はバンドでもバキバキの腕を露出されていますが、当初はツインテールの女装姿でしたよね。女装は何かきっかけがあったんですか?
Nimo 女装自体はバンドを始める前からですね。大学生の頃からSNSでメンズメイクの情報が入ってくるようになって、自分でもやってみたら顔の印象が全然変わるからハマっちゃって、メイクして大学に行くようになりました。
そうしたら「普段からメイクしてるからいけるでしょ」って学園祭の女装コンテストに誘われて、出てみたら楽しかったし、かわいいって言われるのがまんざらでもなかったんです。
「男なのにかわいい」と言われるのが最初は嬉しかったが…
——女性化乳房がコンプレックスだった中で、女性っぽい格好をすることに抵抗はなかったのですか?
Nimo 母親にも「そうやって女性らしい感じになるなら手術しなくてもよかったじゃん」って言われたんですけど、自分の中では全然ちがったんですよね。
女性化乳房は「男なのに胸がある」ってバカにされるけど、女装は「男なのにかわいい」って褒められるから、それがすごい気持ちよくて。ヴィジュアル系の女形も女性的な表現を研究して創り上げているのがかっこいいなって思ってて、むしろその「様式美」には憧れてたんですよね。
——バンドでは、かわいい女形なのに脱いだらマッチョという時期がしばらく続いていました。
Nimo 正直あの頃は要素が渋滞してました。かわいいって言われてうれしいフェーズは早い段階で自分の中では終わってて、かっこよく見られたいと思いはじめてたんです。でもネットでは、女形の見た目でマッチョというギャップ要素の方が圧倒的にウケてバズる。
自分でも「このキャラでバンド続けていくの厳しくないか?」って難しさも感じてたんですけど、数字的になかなか捨てきれなくて。


