——ご両親にプレゼンした「ヴィジュアル系バンドマン兼トレーナー」の相乗効果が起きてるんですね。

Nimo ただ筋肉に自信が持てるようになったのは最近なんですよね。前は周りからマッチョだねって言われても、「もっとすごい人がいるから自分なんてガリガリです」って答えてたんですけど、去年ある大会で優勝して、それで謙遜してるとさすがに嫌味になっちゃうので、やっと「マッチョです」と答えられるようになりました。

大会向けに体を作り上げた時期の「本気の」Nimoさん

小さい頃に植えつけられた恐怖感は残っても「悪いことばかりでもないのかな」

——そんなに腕が太い人いないんで自信を持ってください(笑)。

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Nimo ただ見た目が変わって大会で優勝しても、臆病なところとか内面の本質的な部分は変わってない気もするんですよね。着痩せするので冬場とかは絡まれることも多くて、電車が揺れておじさんにちょっとぶつかっちゃったら、「ふざけんなよ」って蹴り飛ばされたり。

 今でもオラついてる人を見ると小さい頃に自分をイジってきたヤンキーを思い出して、反射的に恐怖で「すみません」ってなっちゃうんですよね。ちょっとトラウマになってるというか。

——小さい頃の恐怖感がまだ残っている。

Nimo ビビっちゃった自分に一瞬落ち込むんですけど、悪いことばかりでもないのかなとは思ってます。パーソナルトレー二ングを始めるお客さんは多かれ少なかれ体にコンプレックスを持っている方が多いので、自分自身がつらい思いをしてきた経験があるからこそ気づけることもあると思うので。

——今はコンプレックスの経験や自分の変わらない部分をどう捉えていますか?

Nimo 女性化乳房のコンプレックスで本当に苦しんできましたが、手術して前向きになれて、筋トレするようになって、ボディメイクの大会に出たりトレーナーとして働いたり、バンドマンとして活動してることも全部楽しいんです。

 

 僕を頼ってくださっているお客様にも大なり小なりコンプレックスが解消されることで少しでもハッピーになって欲しくて、そのサポートができてる今の自分をちょっぴり誇らしく思えます。

 繊細さや臆病な部分も含めて自分なんだなって感覚で、そういう意味で変わってない自分の内気な部分も受け入れられるようになった気がします。

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