5000万円近辺では、国立市・川崎市高津区、4000万円近辺では、鎌倉市・横浜市緑区、3500万円近辺では川崎市麻生区・横浜市栄区、3000万円以下では千葉市稲毛区、さいたま市見沼区、岩槻区といった場所だ。

これは逆にいえば、同じ進学率でも中古マンションが比較的手頃な場所がある、ということでもある。

例えば、鎌倉市と千葉市稲毛区を比べると、それぞれ進学率は30.0%、28.2%とほぼ同じだが、中古マンション価格は鎌倉市の3745万円に対して千葉市稲毛区は1785万円と半額になる。

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川崎市高津区は意外と利便性が高い

細かく見ていくと、国立市はJR中央線沿線で一橋大学があり都市計画法による文教地区に指定されているところで知名度も高いが、川崎市高津区と言われてもピンとこない人も多いと思う。高津区には渋谷を起点とする東急田園都市線が通っており、世田谷区の二子玉川駅から多摩川を越えると、二子新地、高津、梶が谷の3駅が高津区所在となる。沿線にはマンションも多く渋谷までの近さなど利便性の高い場所だ。

鎌倉市については、説明はいらないと思うが、いわゆる鎌倉駅周辺だけが鎌倉市ではなく、西は江の島の手前まで、北はJR東海道線の大船駅を含む、意外と広い範囲になる。

横浜市緑区もイメージはあまり浮かばないと思うが、市内には東名高速が通過しており南西の端は横浜町田インターで、東急田園都市線・JR横浜線の長津田、JR横浜線の十日市場、中山、鴨居の各駅がある。鴨居駅の横浜側の駅は小机駅で日産スタジアム最寄り駅だ。区内は広い範囲が新興住宅地になっている。

新興住宅地が広がる地域

川崎市麻生区は、川崎市の最も西の区で、小田急線の百合ヶ丘、新百合ヶ丘、五月台、栗平、黒川、はるひ野、柿生といった駅がある。区域には新興住宅地が多い。

横浜市栄区は、鎌倉市の北に接している区だ。駅としてはJR東海道線の大船駅の北側が区域で、他の駅はJR根岸線の本郷台しかない。区域には新興住宅地が多い。