47歳で自然妊娠し、第3子となるレオくんを出産したhisakoさん(51)。約20年ぶりとなる妊娠・出産や“2周目子育て”についてSNSや自身のコミュニティで発信し、高齢出産・育児の当事者から絶大な信頼を得ている。

 そんなhisakoさんに、子どもの誕生で生じた50代夫婦の変化から、現代の子育てに感じる違和感などを聞いた。

息子のレオくんとhisakoさん

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離婚寸前だった夫婦仲に起きた変化

――約20年ぶりにお子さんができたことで、夫婦仲に変化はありましたか。

hisakoさん(以下、hisako) 子どもができたことに加えて、2人とも50代になったというのが大きいと思うんですけど、すごく穏やかですね。

 互いにどんどん年を取ってきているのも分かりますし、自分を主張するより、ぶつからずに穏やかに平和に過ごしたいよね、という感じです。

――3人目のお子さんができるまでは、離婚寸前だったそうで。

hisako 40代の夫婦ともなれば、どこの夫婦も似たようなものかと思うんですけれども、ケンカがひどくなって無関心になって、それがどんどん広がっていっていた感じで。

 でも私たち夫婦の場合、私が振り向いてほしい時は夫が「もういい。別れる」みたいな感じだし、私が「もういい」ってなったら彼が追いかけてくる、の繰り返しではあって。

――それで離婚には至らず。

hisako 離婚寸前だったんですけれども、妊娠した2022年の前年、下の娘が高校3年生で進路が決まって、「子育てが終わった」と夫婦で実感した時期があったんです。

 それまでは結構張りつめて、仕事もしなきゃ、しつけもしなきゃと思っていたのが、すごくホッとしたんです。そのメンタルが妊娠に結びついたのかな、というのもあって。

 実は沖縄に単身赴任する話がきていたので、下の子が卒業して一段落したら沖縄に行くつもりだったんです。そうしたら離婚しなくても別居できるし、沖縄は大好きだから最高だって思って。

――そうだったんですね。

hisako 彼に沖縄の話をしたら、私がウキウキしている一方、「エッ」って動揺していて。これも、私が向こうを向いたからあっちが来た、みたいなことかもしれないですね(笑)。

 それでちょうど妊娠がわかったので、私は子育てを楽しもうと思って仕事も辞めて、今は専業主婦をしています。

レオくん

根っから違う昭和の教育

――あまりパートナーの方は子育てに参加しないということでしたけど、お互いにそのバランスが心地良い?

hisako そうですね。うちの場合は、ですけども。私も結局、昭和の人間なんですね。

 私たちの時代って、男の子は家庭科を履修してない時代で。今の子は男女ともに家庭科も履修しているし、やっぱり根っから違いますよね。

――男の子だけ家庭科を履修しなかったんですね。

hisako 女子が家庭科で裁縫とか料理を習っている時間、男子は「技術」という科目でのこぎりの使い方を習ったりしてました。

 その違いはやっぱり大きいなと思いますし、今、男女ともに家庭科を学ぶのは本当にいいことですよね。うちはもう変われないけど(笑)。