「20歳下の弟ができた」お兄ちゃんとお姉ちゃんに思うこと

――お兄ちゃん、お姉ちゃんにとっては突然20歳下の弟ができたわけですけど、どんなきょうだい関係ですか?

hisako すごく年の離れた弟なので、ちやほやするだろうと思っていたんですけど、意外と全然で。

 特にお兄ちゃんはもう家を出て行った後に私が妊娠したこともあって、一緒に暮らしたことがないからか、変わった生き物がうちにいるな、ツンツン、みたいな。オモチャみたいな感じです。

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 娘に至っては今も同居しているので、結構ガチのケンカをしてます。

 

――hisakoさんは今、仕事を辞めてつきっきりで子育てをしているということで、上のお子さんが嫉妬するようなことはないですか。

hisako 私、実は前もって2人にすごい謝罪したんですよ。上の子どもたちを育てていた時はずっとワーママで一杯一杯でしたし、怒ってばかりいて。

 特に娘はものすごい寂しがり屋で、自分で「おかえり」って書いた紙をぬいぐるみに持たせて、それを玄関に置いて学校に行っていたんです。共働きで、帰った時に「おかえり」って言う人がいないから。

――切ないですね。

hisako あの時、娘のさみしさを埋めてあげられなかった後悔がずっとあったし、お兄ちゃんのことは怒ってばっかりだったから、それを2人に謝ったんです。

 で、「お母さんは生きている限りあなたたちのことをサポートするから、いつでも困ったら頼っていいからね」と言ったら、「イェーイ」って(笑)。

「お母さんは君たちにしてあげられなかったことをこの子に毎日してあげていて、今すごく幸せだけど、あなたたちにもしてあげたかったといつも思ってる」と、ずっとずっと言い続けてます。

経済的な不安も減り、行政の支援も充実

――20年前の子育てと比べて、経済的な面ではいかがですか。

hisako それこそ20年前は夫も私も若くてお給料が低かったので大変でしたけど、30歳の時に35年ローンで家を建てて、それを最初の10年ぐらいでしゃかりきに繰り上げ返済したので、あともう数年で完済できるんです。

 それもあって上2人には本当にさみしい思いをさせてしまったとは思うんですが、今後家のローンがないと思えば、60歳から夫の給料が下がってもなんとかやっていけるかなって。

――行政の支援の面ではいかがですか。

hisako 今はめちゃくちゃ支援が充実しててビックリしました。昔はそれこそ保育園料がすごく高くて、2人で月10万円くらい払ってましたけど、今は無償ですよね。レオがいるから嬉しい反面、昔を考えると腹ただしい気持ちにもなります(笑)。

 

――改めて、「高齢出産・育児って良いな」と思う点を教えてください。

hisako セレブでもないし、ただうっかり妊娠しただけなんですけど、産んでみたらすごく楽しくて幸せで、50代って、実は子育てをするのにすごくいい年齢なんじゃないかなと思って。

――その心は?