いつもは映画ファンを自称しつつ、らしくないぼやき&難くせばかりの隊員ですが、今回ばかりは往年の「スター・ウォーズ」シリーズファンとして語らせてください! 大作の迫力を味わうべく、いざ公開初日の劇場へ。
今週のターゲット 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
〈あらすじ・概要〉銀河帝国の崩壊後の無法地帯を生きる賞金稼ぎのマンダロリアン(ペドロ・パスカル)と孤児のグローグー。種族を超えて固い絆で結ばれた2人が、帝国の残党勢力から銀河を守る戦いに挑む。ジョン・ファヴロー監督。132分。公開中。
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選んだ映画館は、圧倒的な漆黒と立体音響を誇る「丸の内ピカデリー」ドルビーシネマ。公開初日、金曜の昼回は、まるで週末のような大熱気。ロビーにはグッズの数々が並び、入口ではうれしいミニポスターのプレゼントも! とても賑やかで、洋画人気復活の兆しを感じる客入りです。
で、何から始めましょうか……(なぜか上から目線)。シリーズ第一作の公開から約50年が経つ「スター・ウォーズ」シリーズ。よく知られているのは42年がかりで完結した本編九部作(エピソード1~9)でしょう。しかし実は、スピンオフ映画やドラマも多数存在しているのです。本作は、そのスピンオフドラマ『マンダロリアン』の続編にあたる劇場版。でも安心してください。ドラマ未見でも、「スター・ウォーズ」シリーズ未体験でも楽しめることを、これから解説していきます!
まず気になるのは、鎧マンの背中にいる“ヨーダの赤ちゃん”みたいなキャラですよね。簡単に言うと、ヨーダと同じ種族ですが、幼少期のヨーダその人ではありません(笑)。その名もグローグー、大きなフォースを秘めた孤児です。そして鎧マンが、凄腕の賞金稼ぎマンダロリアン。彼の一族は素顔を見せないのが掟――。物語の舞台は、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロが活躍した旧三部作の後の時代。マンダロリアンは、先の戦争で滅んだ帝国軍の残党狩りをして生計を立てています。と、このあたりが必要な前知識。でも知らなくても勿論、大丈夫。観ているうちにわかる親切設計です。
一方、冒頭の雪のシーンでは『帝国の逆襲』、バーのシーンでは『新たなる希望』を彷彿とさせる旧三部作へのオマージュがたっぷりで、ファン心もしっかりくすぐってきます。さらに、あのジャバ・ザ・ハットの息子たちも登場するからたまりません! ただ、おなじみのあのテーマ曲やあらすじのスクロールが無いオープニングには驚きましたが(あえての演出だそうです)。
またストーリー以上にグローグーの愛くるしい一挙一動にキュンキュン。マンダロリアンの素顔にハラハラ。まるで『子連れ狼』の父子のように固い絆で結ばれた二人の物語にホロリ。そして荒野のならず者たちと対峙する西部劇的な爽快なテンポもいい。つまり、誰もが童心に返ってスカッと楽しめる極上冒険物語。「もう一回劇場に行ってもいいかな」が率直な感想です!



