全国の自治体が、住民の健康のため、その土地ならではの文化や名産などを活かして作られる「ご当地体操」。その数は、なんと800近くにものぼるという。

 現地では、日常の様々なシーンで取り組まれるほか、その多くがYouTubeなどで動画を公開しており、各地の体操を自宅で楽しむことができる。

 NHK教育番組「おかあさんといっしょ」第10代体操のお兄さんとしてお馴染みの佐藤弘道氏は、「どのご当地体操も魅力的」という。そこで特徴的なご当地体操について、佐藤氏に加え、2018年に「全国ご当地体操実態調査」を実施した順天堂大学名誉教授の武井正子氏、九段坂病院(東京)で理学療法士として勤務する鳥飼秀彦氏の、過去にご当地体操の監修に携わっている3人が語り合った

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左から武井正子氏、鳥飼秀彦氏、佐藤弘道氏 ©文藝春秋

愛媛県松山市の『ゆげゆげ体操』って何?

〈武井「愛媛県松山市の『ゆげゆげ体操』は名前から面白いですよね」

佐藤「ゆげゆげ! もしかして道後温泉からですか?」

「文藝春秋」7月号、電子版「文藝春秋PLUS」では、47都道府県それぞれの「オススメご当地体操」を紹介。編集部選定の全国ベスト3も発表している(図表内の画像は自治体ウェブサイト、YouTubeより)

武井「その通りです。歌詞にも松山市の名所がたくさんでてきて、方言交じりだから特に高齢者の方はすごく親しみやすいんです」

鳥飼「口ずさみながらできると口腔機能や表情筋のストレッチにもなりますから、一石二鳥ですね」