「最終予選の頃は若い選手をあまり起用しなかった」それでも森保監督がW杯に若手を招集したワケ
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今回のメンバー選考には、21歳の後藤啓介、塩貝健人ら若い選手が代表入りを果たした。前回、21歳以下は久保建英だけだったが、選考において4年前と比較して何か違いや変化があるのだろうか。
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――21歳の若い選手が2名、メンバー入りし、少なからず驚きがありました。
武田 森保監督は、最終予選の頃は若い選手をあまり起用しなかった。招集しても試合で使わないとか、普通にあったし、「呼ぶなら使えよ」とメディアにも言われていた。
でも、最終予選で勝ち始めてからは自分のやり方に自信が持てただろうし、コーチ陣を増やすことで、選手を指導する立場から全体をマネジメントする立場になり、チームの完成度が高くなった。
そういう状況にプラスして、欧州を回るなかで若手を見出し、プレーとポテンシャル、そして日本の未来を考えて入れたんだと思う。
――今回の代表は若手、中堅、ベテランとバランスがいいですね。
武田 最近は、選手の選考や起用が広島監督時代に似てきたんじゃないかな。森保監督と対談した時に「広島で結果が出ない時、若手優先なんじゃないかって叩かれた時があったよね」と話を振ったら「若手はクラブの財産です。浅野選手や森島(司)選手を使って、その後に代表入りして、彼らが評価をされたのはうれしかった」と言っていた。
今回、塩貝選手たちを入れたのは、もちろん勝つためではあるけど、今後の日本代表を背負う選手の成長を考えたからだと思う。
――戦術面のことは、何か聞いていますか?
武田 今の代表は、ほぼ海外組で個性が強いじゃないですか。それぞれのクラブのやり方を学び、個人戦術もかなり高いレベルにある。そのため、ベースはあるけど、それ以外は選手と個別に話をして決めているみたいだね。
撮影=釜谷洋史/文藝春秋
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