森保ジャパンはベスト16の壁を越えられるか?

――ベスト32ではブラジルかモロッコが来るのではないかという予想です。

武田 苦しい試合になると思うけど、どちらが来ても勝てると思います。親善試合のブラジル戦の勝利は、試合後にスタッフに聞いたら「紙一重だった」と言っていた。

「2-0で負けていたので、後半サイドが攻撃的に行ったらセンターバックのミスから1点を取れた。その後、逆転できたけど、0-0だったら攻撃的にいってないし、勝負もどう転んだか分からない」と話してたね。

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 世界のトップとの闘いは常に紙一重。そこから勝つ確率を少しずつ上げていくしかないけど、相手を分析するのはそういう部分に繋がると思う。でも試合では想定外の連続だから、最終的には選手の経験が大事になってくるかな。

 

――ベスト32を切り抜けても厳しい戦いがつづきます。

武田 選手のコンディションが大事ですね。移動があるなかでの連戦で、いかに選手のコンディションをキープしてピッチに送り出せるか。

 選手はそれぞれコンディションが違うし、怪我明けの選手の調子がどこまで上がっているのか分からない時もある。26名の総力戦になるので、チームの底力が試されるよね。

――ベスト16の壁は越えられますか。

武田 ベスト32を越えるとベスト16の相手はトーナメント表を見る限り、少し戦いやすい相手になる。もちろん、どこも侮れないが、勝つ確率はベスト32の時よりも高い。森保監督には悔いなく、思いっきり戦ってほしい。

 昨年、アメリカ遠征でアメリカとメキシコに負けて帰ってきた後、ブラジルとパラグアイとの試合で連敗していたら「解任されていたかも」と、森保監督が冗談半分で言っていた。

 8年間、積み重ねて来たものを全部出し切って、“ドーハの悲劇”で行けなかったアメリカで大暴れして、歴史を作ってほしい。帰ってきたら「お疲れさま」って飯でも行きたいね(笑)。

 

撮影=釜谷洋史/文藝春秋

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