雑誌の連載、テレビのレギュラー出演、商品開発や食のイベント――寝る間も惜しむように働く、東京・恵比寿の予約が取れない日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さん(53)が出版した書籍は、通算100冊以上。「週刊文春」の連載「笠原将弘のご自愛めし ちゃんと食ってるか!?」(文藝春秋刊)で人気を集めた“トマトそうめん”のつくり方を特別にご紹介する。

健康になれる(かもしれない)春夏秋冬の問答レシピ

【問】暑すぎて火元に立つのが苦痛です。
【答】「キッチンもサウナだと思えば……」

 そうめんと卵さえゆでれば、他には火を使わないレシピである。そうめんは、ゆでたらまず冷水でもみ洗いしてぬめりをとりたい。そこである程度冷たくしてから、氷水にとって冷やしてあげると効率がいい。そうめんはきゅんと冷やしたほうがおいしいと私は思う。

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 具材は、食欲を増進させる薬味系は絶対あったほうがいい。トマトは皮と身の間にうまみがあるので、皮ごとすって、調味料と合わせて冷やしておく。このトマトだれはうどん、そば、中華めんとも相性がよく、覚えておけば、この夏あなたを救ってくれるはずだ。ちなみに私は、暑くても毎日サウナで汗を流している。キッチンもサウナだと思えば楽しくなるのでは?

笠原将弘

トマトそうめん

トマトそうめん

■材料(2~3人分)
そうめん…4把
トマト…2個
ハム…4枚
みょうが…2個
貝割れ菜…1/2パック
卵…2個
A 水…大さじ4
   しょうゆ…大さじ4
 酢…大さじ4
 砂糖…大さじ3
 おろし生姜…小さじ1
 オリーブ油…小さじ2
黒こしょう…少々

■作り方

(1)トマトはヘタをとってすりおろす。Aと混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。

(2)ハムは半分に切って細切り、みょうがは小口切り、貝割れ菜は根元を除き、半分に切る。

(3)鍋に湯を沸かし、そうめんを袋の表示時間通りにゆでる。冷水にとってもみ洗いし、ぬめりをとる。氷水に入れて締め、ざるに上げて水気をきる。

(4)同じ湯で卵をゆで、好みの硬さのゆで卵にする(沸いてから7分~7分半で半熟)。殻をむいて半分に切る。

(5)器にそうめんを盛り、(1)をかけ、黒こしょうをふる。(2)、(4)を彩りよくのせる。

最初から記事を読む 「中学生のころ、自分の部屋にオーブンレンジがあってケーキを焼いてました」人気店“賛否両論”笠原将弘(53)が料理人を志したワケ《週刊文春の連載書籍化》

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