問題は鉄道趣味そのものではない。歩み寄りのなさである。
冒頭でも述べた通り、趣味の布教は非常に嫌がられる。鉄道趣味が悪いのではなく、「自分の好きなものを相手にも理解してもらいたい」という姿勢が強すぎると、協調性の欠如として伝わってしまう。
なお、既婚者にも鉄道好きはいる。ただし彼らは、「鉄道しかない人」ではなく、「鉄道も好きな人」なのだ。
人気男性が「プロフィール」に書いていること
趣味をやめれば結婚できるわけではない。趣味で人生が豊かになっているなら、大切にすべきだろう。
ただし、会話が盛り上がらない原因は、「共通の趣味がないから」ではないことが多い。
実際には、
・外見に清潔感がない
・コミュニケーションが一方通行
・相手への配慮がない
といった要素で減点されているケースが大半だ。
女性は、初デートで相手を好きになることは少ない。
個人差はあるが、3回程度会ってようやく「いいかもしれない」と感じる人も多い。
つまり、1~2回目のデートは「減点されないこと」が重要なのだ。
さらに女性は、結婚に際して出産・育児への不安を抱えている。妊娠中や産後は、趣味を楽しむ余裕がなくなる時期もある。
だからこそ、「趣味が合う女性」を探すことばかりに意識が向いている男性は、結婚生活への解像度が低く見えてしまう。
2026年現在、婚活市場で人気が高い男性のプロフィールには、
・家事は一通りできる
・NISAやiDeCoなど将来に備えて資産形成もしている
・男性育休を積極的に取得したい
といった、生活面で自分を選ぶメリットがきちんと書かれている。
趣味ばかりをアピールするプロフィールは、こうした男性と比べると、どうしても幼く見えてしまうのだ。
恋愛・婚活アドバイザー
これまで3000人以上の恋愛・婚活相談に携わる。相談者の約4割は恋愛経験がなく、服選びや写真、プロフィール作成といった婚活スタート時の支援から、LINE添削など関係構築のサポートまで一貫して行う。マンツーマン相談のほか、自治体や結婚相談所でのセミナー講師、婚活・結婚に関する執筆を行う。著書に『7日間でとびきり愛される方法』(かんき出版)、『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)ほか。
