――すごい行動力ですね。

3Li¥en 心臓バクバクさせながら20分くらい隠れて、さすがにもうおらんやろって戻ったら、ドライバーさんが歩いてきて「大丈夫やで」って。ほんま間一髪でした。人生の学びとして、お腹空いてる人がいっぱいいる場所で、ドレスアップして持ってるものを見せびらかしたらあかん、ホームレスみたいな格好が一番安全やって学びましたね。

プリンセスライフから一転、必死なサバイバルライフへ

――危ないところでしたね……。大きな家での生活はその後も続くんですか。

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3Li¥en それが、調子乗ってヤンチャしすぎたせいで、5年後の12~13歳(中1~中2)の時に、おとんの生まれ育ったアナンブラっていうド田舎に飛ばされたんです。おとんから「おじいちゃん、おばあちゃんの家に行ってき」って言われたんですけど、両方もう亡くなってるのに「行ってこい」って言われて、連れていかれて親戚の家に住むことになりました。

 これまでのプリンセスライフから一転して必死なサバイバルライフですよ。住むのは親族が一緒に住んでる平屋で、ベッドのフレームもなくてマットレスをシェアして寝る感じ。

 

 トイレは20メートル先にある木の箱。お風呂は井戸に行って水を汲んで、それをボイルしてあっためて、冷たい水と合わせて小っちゃい桶でバッシャーンって浴びる。電気もずっと通ってないから、真夜中にジェネレーター(発電機)をワーンって回す時だけ携帯を充電してテレビをちょっと見るだけで、あとはロウソクとランプ。最初は「帰らせて! どういう地獄?」って思ってました。移動もドライバーなんていないから、自分でバイクタクシーに乗ってマーケットに行って、現地語を喋って値引き合戦して生きていくんです。