喉の粘膜にいい「鶏 長ねぎ ほうれんそう みぞれ煮」

 

笠原 今回、清水さんからのお悩みを受けて考えたのは、「鶏 長ねぎ ほうれんそう みぞれ煮」。まず喉の粘膜にいいといわれるほうれんそうをゆでます。

清水 ゆでるときは根元から入れる、と家庭科で教わりました。

笠原 清水さんはもともとパティシエで、家庭科の先生の免許もお持ちなんですよね。

ADVERTISEMENT

清水 そうそう、さすがファンだねえ。

笠原 気持ちわるいです(笑)。

清水 ほうれんそうをゆでるときに塩は入れるの?

笠原 パスタのときは入れますが、野菜は入れなくても大差ないかなと。ほうれんそうはゆでて絞ったあとに「しょうゆ洗い」といって、日本料理ではしょうゆをまぶしてもう一回絞るんです。これで一気に水っぽさがなくなります。

 

清水 (一口食べて)さっとゆでただけだから甘みが出るし、歯応えもいい。いつもゆですぎなんだなあ。

笠原 喉にいいといえば、大根、長ねぎ、生姜。はちみつも炎症を和らげてくれます。すべて喉にいい食材です。

清水 あれ? それは何してるの?

笠原 鶏むね肉にしょうゆをもみこみました。むね肉は疲労回復にいいんです。皮はだしがわりにとっておいて、肉のほうに一つ一つ片栗粉をまぶします。

 

清水 えー、面倒くさ(笑)。

笠原 面倒くさいですよ(笑)。肉のうまみを閉じ込めて、食感がぷるっとなって喉にやさしい。二回にわけて火を入れるのでぱさつかないし、この調理法ならみんなおいしいって言います。

清水 本当だね、鶏肉がほろっとしてやわらかい。はちみつが入っているのに甘くなくて、明後日くらいに喉に効きそう。

笠原 明後日(笑)。今回は喉にいいというテーマでレシピを考えましたが、木の子や白菜を入れたり、うどんを入れてもおいしいです。

鶏の皮を煮物に入れるとコクが出る

清水 鶏の皮といえば、笠原さんのYouTubeチャンネル(「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」)で皮は捨てるんじゃないでしょうか、みたいなことをやってたね。

笠原 鶏の皮を使うレシピを紹介した回もあります。丸めてラップして冷凍しておけば、好きな人なら皮だけ炒め物にしたり、凍ったまま煮物にちょっと加えたら、コクが出るじゃないですか。大根を煮るときとか。

清水 ぜんぜん違うよね、煮物に脂のあるものを加えると。