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逆探知に成功、犯人逮捕の瞬間
延々としゃべり続けること32分。警察は逆探知に成功し、電話が江戸川区の小松川公会堂前の公衆電話ボックスからかかっていることを突き止めるが、現場に捜査員が向かったときはすでに犯人が去った後。ただし通話は録音されており、8月29日正午のNHKラジオニュースなどで「犯人の声」として公開される。
寄せられた多くの情報や独特な声の特徴から、犯人は下町で育った朝鮮人で小松川高校をよく知る者である可能性が高いとみた警察が捜査を行ったところ、工員で同校夜間部に通う李珍宇(日本名:金子鎮宇)が有力容疑者として浮上。
28日朝に公会堂前の電話ボックスにいた男を少女3人が目撃しており、彼女らに李の写真を見せたところ、この男に間違いないと証言したため、小松川署は9月1日、李を江戸川区の自宅で逮捕する。
このとき李は警察の捜査員に対して「とうとうやって来ましたね。やはり完全犯罪は敗れましたよ。あとに残る両親や兄弟が本国に送還されないよう考えてくれ」と言ったという。
