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1956年4月から墨田区の町工場でプレス工見習いとして働いた。月給5千円は全て家に入れる孝行息子だった一方、同僚女性に後ろから抱きつき叱責を受けたこともあったそうだ。
遺体を犯したあとに⋯
1958年1月、近所の図書館から好きだった外国文学53冊を盗んだものの、大事にはならず、自転車のベルを作る工場に勤めていた同年4月、小松川高校の定時制に入学。事件を起こすのはその年である。
逮捕された李は素直に犯行を自供した。曰く、同年8月17日は日曜日で、暇を持て余していたこともあり、学校に行けば誰か知り合いがいるはずなのでキャッチボールでもやろうと、16時ごろに自転車で家を出た。
夏休み中で校内はひっそりとしており、自分の教室である1年南組に入り黒板に落書きなどをしていたが、ほどなく飽きて校舎の屋上に昇った。そこで、水槽の手前で石の上に座り本を読んでいるAさんを発見。
彼女のことはよく知らなかったが、屋上をうろうろしているうち、欲情を覚え始めた。
不審に感じたAさんが立ち上がったので、所持していたナイフで脅し、時計台の方に連れていったところ、大声を出されたため両手で首を絞めて殺害。遺体を犯した後、屋上の穴に隠匿し、逃走したのだという。