ミス青山で準グランプリ獲得後、デマや誹謗中傷が…

――田中みな実さんなどを輩出したことで知られる青山学院大学のミスコンに出場、準グランプリを獲得されました。有名なミスコンですが、実際にエントリーしてみていかがでしたか。

井口 ありがたいことに注目していただけたのでそこは本当によかったのですが、思った以上にいいことだけじゃないんだな、というのはありましたね。

――イメージとのギャップというか。

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井口 そんなにミスコンについて詳しいわけでもなく、「青学のミスコンをきっかけに有名になった先輩がたくさんいる」くらいの、キラキラしたイメージしかなかったんですね。

 でも、実際に自分が出るとなった時には、もちろん嬉しいこともたくさんありましたけど、事実とは異なることをSNSで書かれたり、盗撮されて、暴露アカウントみたいなものから写真とか情報が出回ったりとかもあって。

――「井口って本当はこんなヤツ」みたいなことですか。

井口 「授業に遅れて来た」とか、「街中でお酒飲んでた」とか、そういう感じですね。

 友だちが鍵アカウントのインスタに上げていた写真を誰かがスクショして、それが暴露アカウントから出てくるようなこともありました。

 小学校の卒アル写真みたいな、関係者からじゃないと絶対に出てこない情報が出回ったりすると、やっぱり人間不信になりますよね。そういったあれこれが、選考のはじまった7月から本番の11月の間にあった感じでした。

 

普通の大学生が急にチヤホヤされて「癪に障ったのかな」

――その4ヶ月間はメンタル的にも厳しかったのでは。

井口 メンタルはやられていたと思います(笑)。最初のうちは、「絶対整形してるだろ」みたいな、私としても予想していたような内容だったのでダメージはなかったんですけど、身内が関わっているんじゃないかと思うようなことが増えてくると、ショックを受けましたね。

 ただ、周りには支えてくれる子たちが多かったので、「全員に好かれることはないよね」と、どうにかポジティブに考えるようにして過ごしていました。

――デマや誹謗中傷に対して反論したり戦ったりしたことは?

井口 なかったですね。ただ、ネガティブな情報を拡散していると思われる子が同じクラスにいて。その子とは話したことがなかったので、「卒論のアンケートに答えてほしい」と、あえて話しかけて雑談したら、それ以降ぱったり投稿がなくなったことはありました。

――近しい人たちがSNSでネガティブな情報を発信していたかもということですが、今思えばその理由は何だったと思いますか?

井口 何者でもない普通の大学生がミスコンに出た途端、急にチヤホヤされるわけじゃないですか。それがちょっと癇に障ったのかなと。あと、私がまだ引きずりおろせる立ち位置というか。