青山学院大学在学中、「ミス青山コンテスト2017」で準グランプリを獲得後、グラビアやバラエティ番組などで活躍してきた井口綾子さん。2024年には実家が経営する美容室チェーン「EXCEL」の経営に参画し、タレント業と両立しながら活動の幅を広げている。
そして2025年には子宮頸がんの前がん病変である「高度異形成」で手術を受けたことを公表。子宮頸がんの予防についても精力的に発信を続けている。
そんな井口さんに、子宮頸がんに対する偏見や、あえて病気を公表した思いなどについて話を聞いた。
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婦人科検診は精神的ハードルが高くてつい後回しに…
――健康について後回しにしていた感覚ってありますか。
井口綾子さん(以下、井口) もともと体も丈夫だったので、無頓着でしたね。
特に婦人科系の検診は精神的ハードルが高いというか、いくら女性の先生でもあの器具の感じとか、やっぱり嫌じゃないですか。
――仕方ないんですけど、強制的に股を開かされるあの椅子とかもできれば座りたくないです。
井口 「力を抜いてください」って言われるけど、「こっちだって抜けるもんなら抜きたいよ!」みたいな(笑)。一番嫌な瞬間というか、屈辱的に感じますよね。
婦人科検診が大切なのはわかっていても、あのクリニックでの処置を思い出すと優先順位が下がっちゃうし、子宮頸がんは自覚症状がほとんどないので、「元気だから大丈夫」と、検診を後回しにしていたところはありますね。
HPVワクチンは男性も接種してほしい
――子宮頸がんの予防になるHPVワクチンは接種されていましたか。
井口 私は1997年生まれなんですけど、90年代後半から2000年代前半生まれの世代は、国が接種の呼びかけを控えていたんですよね。
あとは当時、接種で太りやすくなるとか、いろんな副作用のデマや噂が出回っていたこともあり、「自分がなるわけないでしょ」と、たかをくくって受けてなかったんです。
――今は、HPVワクチンは接種したほうがいいと思いますか。
井口 調べてみると、重篤な副作用が起こることは極めてまれですし、私はメリットの方が上回ると思っています。
なので、手術が終わった後、ワクチンを打ちました。女性はもちろんですけど、男性にも接種してほしいと思いますね。
子宮頸がんの主な原因が性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染ですから、女性一方だけでなく、男性も打つことでより予防効果が高まることは世界的にも知られています。
