富山県で名を轟かしたレディースチーム「音速天女」の初代総長を務めるも、傷害で少年院へ送られた過去を持つ総長しおりさん(36)。
約2年間の収容を経て、現在はスナックを経営しながら2人の子どもを育てている。当時の行為については深く反省し、更生の道を歩んでいるという。
そんな彼女に、レディースチームの総長になった経緯、“タイマン50戦無敗”を誇る武闘派としての逸話、総長として厳守させていたルールなどについて、話を聞いた。
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mixiで出会った先輩に惚れて暴走族の道へ
――中学卒業後はすぐに暴走族の道に進んだのですか。
しおりさん(以下、しおり) 中学校を卒業してすぐ、mixiで暴走族の先輩と出会って、呼び出されたんです。「ちょっと俺らのところ来てみないか」と。そこにいた先輩たちを見た瞬間、一目惚れでした。「メッチャかっこいい」って。
単車とか特攻服とか、これこそ自分の居場所、求めとる場所だと。すぐに「上の人に会いに行こう」となって、とんとん拍子で入りましたね。
先輩が辞めて後輩だけになり「音速天女」総長に
――その暴走族に入ってから、レディースチーム「音速天女」を結成したわけですか。
しおり せっかく女子もいるし、「レディースを作ろうか」という話になって。
最初は先輩か誰かが作ったんですけど、居心地が悪くて1回チームを抜けてるんですよ。で、少し経ってから戻ってみたら、知らない先輩とかがいて、総長なしのレディースみたいな感じになってたんです。
私が戻ってきたことによって、なんとなく「しおりが総長やったらいいんじゃない?」という話になったんですけど、1個上の先輩たちが「いやいやいや、お前じゃねえだろうが。急に来たのになんだよ」とか文句を言い出して、結構ケンカっぽくなって。その一方で「しおりが総長になれんのやったら抜けるわ」って言ってくれる子も何人かいて。
――そこは一旦引いたのですか。
しおり そうですね。「じゃあどうぞ。あなたが総長やってください」みたいな感じで引いて。結局、その先輩がやらかしたかなんかで辞めて、後輩だけになったので私が総長になりました。
