富山県で名を轟かしたレディースチーム「音速天女」の初代総長を務めるも、傷害で少年院へ送られた過去を持つ総長しおりさん(36)。
約2年間の収容を経て、現在はスナックを経営しながら2人の子どもを育てている。当時の行為については深く反省し、更生の道を歩んでいるという。
そんな彼女に、少年院を出院してから待ち受けていた“音速天女”メンバーとの決別、結婚と離婚、15歳から入れてきたタトゥーへの思いなどについて、話を聞いた。
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音速天女のメンバー全員と完全に決別
――1年8カ月の収容期間を経て出院。当時の周囲の反応はどうでしたか。
しおりさん(以下、しおり) まず音速天女のメンバー全員と関係が切れました。みんな私からの指示で動いていた部分もあったので、「そういう先輩とはかかわりたくない」ということで、完全に決別しましたね。というか、不良という不良の人たちとはほぼほぼ縁が切れました。
でも同級生の友達と数名の後輩は手紙を送ってくれていて、その子たちとは現在でも繋がってますね。「ちゃんと真面目にやってるか」みたいな感じで。
――音速天女のメンバーと縁が切れたことにショックを受けたのでは?
しおり 私は別にかかわるつもりはなかったんですよ。「出てきてまたヤンチャしよう」とか、そんなことは考えていなかったし。私から完全に飛んでいった後輩らに対しても、遺恨めいたものは何もなかったですね。当の私ですら「そりゃ離れていくだろうな」と思いましたし。
出院後はすぐにバイクの免許取得へ
――出院後はすぐ仕事を見つけたのですか。
しおり いや、まずはバイクの免許を取りに行ったのかな。で、パチンコ屋で働きながら教習所に行ってましたね。実技は一発だったんですよ。あれだけ乗り回してたから。でも筆記のほうは7回ぐらい落ちましたね。
――レディース以外の世界で生きる自信はありましたか。
しおり とりあえず悪いことしようとは一切思ってなかったですね。環境もだいぶ変わっていたので。仲良くしてる子のタイプも全然違ってたし。
でも「あいつは少年院に行った女だからヤバい」みたいなことはずっと言われていました。結婚する前までは、まだまだ怖がられてましたね。

