街中で「あのしおりさんですか?」と挨拶も…同僚はたぶん知らなかった

――レディースから離れても、街中でいきなり「あのしおりさんですか?」と挨拶されたりしたのでは。

しおり いっぱいありましたよ。昔の先輩とか後輩にたまたま会うこととかもあって。正直、恥ずかしい時もありましたね。真面目に働いているところを見られるのが。今はそんなことは思わないですけど、最初の頃は「やっぱりちょっとハズいな」って。

 

――職場で過去のことを噂されることはなかったですか。

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しおり 職場の人はたぶん知らなかったんじゃないですかね。

 富山の不良界隈とかギャル界隈には、名前が知れ渡っていましたけど、昼の仕事をしている人たちは、不良のことなんて全く知らないので。

旦那は結婚しても子供ができても考えが不良だった

――結婚の経緯を聞かせてください。

しおり うちの親が年行ってからスナックを始めたんですよ。で、「ちょっと協力してくれんか」って言われて、パチンコ屋を辞めて親のスナックで働いたんです。そこで出会ったのが元夫ですね。お客さんとして来たんですけど、有名な不良でした。少年院を出ても、好きなタイプはやっぱり不良だったので。

 でも、子供を産んだ瞬間に一気に考えが変わっちゃって。不良がすごく嫌になったんです。旦那は結婚しようと子供ができようと考えが不良すぎて、お互いに人生の方向性が変わっていったんですよね。「お前は家にだけおれ」みたいなタイプだったし、仕事とかもさせてくれなかったので。

 離婚後は金銭的にも援助を受けず。そっちのほうがいいですね。

元夫とお子さん

ダサいタトゥーの上から隠すようにカバーにカバーを重ねて…

――タトゥーを入れたのはいつ頃ですか。

しおり 15歳です。中学校卒業したぐらい。でも小さいやつはその1年前の中学生の時に入れていた気がします。最初に指のところに年少リング(少年院に入ったことがある人が自分で左手薬指に入れる指輪型のタトゥー)を入れてたんです。腕にガッツリ入れ始めたのは中学を卒業してからです。

 1個上の先輩が先に太ももにタトゥーを入れていて、それがすごいくかっこよかったんです。それを見て、私も蝶々を入れたいと思って入れたんですけど、それがめっちゃ下手くそで、ダサかったんですよ。18歳になったらちゃんとしたお店でタトゥーを入れられるじゃないですか。18歳になってから金沢まで行って、外国人の彫師に入れてもらって。ダサいタトゥーの上から隠すように大きいタトゥーを彫ってもらったんです。

 でも、それもうまくカバーできなくて、カバーにカバーを重ねていったらこんなに大きくなってしまった。最終的に24歳とか25歳まで彫っていましたね。