7月18日、俳優・モデルの山本美月が35歳の誕生日を迎えた。福岡に生まれ、高校3年生でモデルデビュー。俳優としても活躍の場を広げながら、明治大学農学部を4年で卒業、趣味のアニメやコスプレなど、プライベートも注目を集めていく。瀬戸康史(38)との結婚、出産も経た彼女の“現在地”は……。(全2回の2回目)
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山本美月は、女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルになった当初、自分の趣味が読者には響かないということもしばしば経験している。自分のお気に入りだったニット(ザリガニがデザインされていたらしい)を着て評判が悪かったときには、かなり落ち込んだという。そんなこともあったからなのか、モデルを始めてからしばらくはアニメ好きであることは公表していなかった。
アニメ好きを公言するように
しかし、やがてアニメ好きだと公言し、出演した映画『桐島、部活やめるってよ』公開当時のインタビューでは、《私、まわりから“ギャップ女子”ってよく言われるんですよ! 見た目と違って性格は結構、サバサバしてるんです。虫が好きだし、大学は農学部だから解剖とかも平気でするし。あとコスプレも大好き。自宅にはアニメキャラのフィギュアもいっぱいありますよ》と熱っぽく語っていた(『ザテレビジョン臨増』2012年9月6日号)。
このころには『CanCam』誌面でも、初音ミクやアニメのキャラクターのコスプレを披露したり、人気声優と対談を行なったりして、注目されるようになっていた。時代の流れからしても、アニメ文化が社会にすっかり浸透し、アイドルやモデルが好きな作品やキャラクターを素直に語ることも増えたころだ。山本は俳優の仕事でも、役をもらうと、マンガやアニメのなかからそれと似たキャラクターを想起しては役作りのうえで参照したという。
2014年放送のドラマ『僕のいた時間』(フジテレビ系)では、素の山本と同じくアニメ好きで、かばんには『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックのキーホルダーをつけているという大学生を演じた。この設定は、山本がトーク番組で『鋼の錬金術師』の原作者・荒川弘からエドと彼女を描いた色紙をプレゼントされて感涙する姿をドラマのプロデューサーが見ていて、「素の要素を採り入れたい」と提案したものだった。
ただ、このときの役柄は、山本自身とは違って、深く考えないような明るい性格だったので、《こういう性格の子がアニメを好きというのはどういう気持ちなんだろうって想像するのが難しかった》という(『日経エンタテインメント!』2014年3月号)。

