瀬戸康史との結婚を決めた理由

 結婚してからのインタビューでは、もともと一人で楽しみを見つけられるタイプなので、結婚しなくても楽しく暮らせていた気がすると話す一方で、次のように結婚後の変化を語っていた。

《結婚という決断をしたのは、やっぱりいろんなことを知って共有できる楽しさがあるからなのかもしれません。(中略)2人になってからは、心の面での安定も大きいのかも。私は負けず嫌いな性格なので、昔は仕事への思いが強すぎて、全部を100%でやらなきゃいけないって思っていたから、すごくしんどく感じることが多かったんです。私たち夫婦は同業ということもあるかもしれませんが、理解者がいてくれることは、心の安定につながっているなとしみじみ感じています》(「CLASSY.ONLINE」2024年9月4日配信)

2020年に瀬戸康史との結婚を発表(山本美月のインスタグラムより)

 新婚当時はちょうどコロナ禍と重なり、家にいるあいだ、夫婦でお題を出し合ってイラストを描くといったこともしていたという。2023年の出産後は子育てに追われながらも、子供が寝静まってから恋愛リアリティショー『バチェロレッテ・ジャパン』にハマり、最初は一人で見ていたのが、気づけば夫の瀬戸もハマっていて、一緒に見るようになったとか。そんな夫婦の関係を言葉で表すと、「親友」がいちばんしっくりくるようだ。

撮影中に機材が落下してケガを負ったことも

 結婚後、2022年には新たに女性誌『CLASSY.』(光文社)の専属モデルとなる。同誌で産休が明けて初めてインタビューに応えたときには、《私はわりと人生に安定を求めるタイプで。安全なところしか歩きたくないし、次のステップに進むときもしっかり足場を固めてから…という風に》と語っていた(「CLASSY.ONLINE」2023年8月21日配信)。

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 ここで山本が口にしている「安全」は、人生においてあまり冒険をしないという意味で使われているが、この翌年、2024年9月に彼女は身の安全を脅かされる事故に見舞われる。動画配信サービス・Hulu制作の主演ドラマ『おとなになっても』の撮影中、機材が頭上に落下し、共演者の麻生祐未とともにケガを負ったのだ。それでも治療を経て翌月には復帰、ドラマも撮影が再開され、昨年(2025年)4月に配信開始されるにいたった。

栗山千明と共演したhuluオリジナルドラマ『おとなになっても』(2025年)

 このドラマは高校時代からファンだった志村貴子のマンガが原作、しかもこれが志村作品初の実写化だっただけに、山本の思い入れは深かった。栗山千明を相手役に女性同士の恋愛を描くとあって、撮影前にはキャストとスタッフ全員でLGBTQ+について講習を受けたり、現場にもインティマシーコーディネーターが入ったりと、初めての経験もした。